劇団4ドル50セントのファンコミュニティ「ドルセンハウス」を開設しました! 「ドルセンハウス」では限定の写真や動画、生配信などを行います。
堀口 私は、やっぱりまだまだ劇団4ドル50セントが知られていないことがキツいですね。いろんな現場で「劇団4ドル50セント? そんな劇団あったの? 知らないな」「秋元さんが劇団やってるの?」って。その度に、もっともっと頑張らなきゃ、って思います。私は18歳でオーディションに受かって、大学を辞めて大阪から上京して…しばらくは、仕事があまりない自分が恥ずかしくて帰れなかった。啖呵を切って出てきたので。親や友達が、無邪気に「どんな仕事が決まっているの?」とか聞いてくれるのが、辛かった。向こうは応援してくれているし、純粋な気持ちなんです。それがわかっていても、キツかったですね。今は大人になって、打たれ慣れましたけどね。
劇団4ドル50セント オリジナル公演『Take Off!!!!』【公演中止】
うえきや 僕は「HiGH&LOW」シリーズですね。この作品に出演させていただいて、仕事への気持ちがガラッと変わりました。本気で劇団を辞めることを考えていた頃に頂いた仕事だったんです。共演したみなさんと仲良くなって、みなさんの芸能への熱い想いを目の当たりにして、負けてなんかいられないと思いました。劇団の中でも、ちょっとしたスパイスになればいいや、くらいのポジションのつもりでしたが、「HiGH&LOW」シリーズに出演させて頂いてたくさんの人に知っていただけたことも自信になりましたし、仕事への向上心も、この作品をきっかけに大きく変わりましたから。
堀口 私は2年くらい前に「かまいガチ」のオーディションを受けて、出演させていただいたことですね。バラエティ番組に出て、仕事の幅も一気に広がるきっかけになりました。私は劇団の中でも端っこでキャッキャしているだけだったのですが、このオーディションがきっかけでドラマのお話に繋がったり、またバラエティにも呼んでいただいたりしたんです。ただお芝居が好きで、それだけで舞台に立っていただけの人間の世界を広げてくれました。バラエティは私自身の人間性が問われると言うか、どんなボールが飛んでくるかもわからないし、それを100%で打ち返さなきゃならない。すごく怖かったですけど、そういう現場を経験できたことが自分への自信にもなりましたし、お芝居が好きと言う気持ちは変わらずありますが、お仕事への向き合い方、捉え方がそこから変わったように思いますね。
劇団4ドル50セント 公式ルーム|SHOWROOM(ショールーム)
前田 7年経ったからこそ思えることでもありますが、劇団は自分自身がどう思っているのかを考え続けられる場所なんです。もし1人でやっていたら、役のことや作品のことだけを考えて一直線だったかもしれない。でも劇団があることで、役のことだけじゃなく、自分の居場所として劇団を存続させたいという気持ちが常にあるし、そのために自分がこの場所で何ができるのか、というのをずっと考えるんですよ。最初は、プロデュースしてもらう側だと思っていました。それじゃダメなんだと実感し始めているところですし、劇団としてもまだまだ途中だなとも思っています。
前田 私たちはまだ、(その当時のうえきやの年齢に)なってないもんね。そう考えるとスゴイな。稽古場で泣いているところも、何度も見てますから。私もいろいろありますが、すごく覚えているのはコロナ禍の配信公演。集客と言う面でどうすればいいのか悩んでいる中でコロナ禍になって、配信公演をやることになったのですが…想像以上に見てくださる方が少なくて。配信なので客席には誰も居ませんし、カメラを通してみなさんに届けようと思ってやっていますが、その先にあまり人がいないことを知ってしまって。待ってくれている人がいるから頑張れていたのに、私たちはどこに向かってこのお芝居を届けているのだろうか、と気持ちがしぼんでしまいました。今は笑って振り返れますし、コメディな部分もあった作品なので、私たちが1番笑っていなきゃいけなかったと思えますが、その当時は気持ち的にキツかったですね。1人だったら乗り越えられなかった。そこも、劇団でよかったところです。
劇団4ドル50セント スピンオフ公演『生まれたその日は青空だった』
堀口 私は純粋にものづくりが好きで、外のお仕事ももちろん楽しいですが、劇団のチームメイト感というか、同じメンバーでものづくりに取り組んでいるという感覚はすごく楽しいです。ちょっと甘えちゃっているかもしれないけど、悩みとか気持ちとかを共有したり、指摘したりし合える。お互いがいるから自分も成長できるし、誰かの成長にもつながるんです。仲間は鏡のような存在だから。本当にカッコいい仲間たちで、自慢できますね。
うえきや 今回はゼロから劇団員で構成して、脚本は久道成光、演出は僕がつけて、ダンスの振付も中村碧十がやります。そして主演のWキャストはと堀口紗奈と前田悠雅で、もう自信しかありません。演出として、この2人だったら、と頼れる部分もあります。この間までパリ五輪がありましたが、試合の瞬間だけを見ていても、選手がこれまで努力してきた結果がメダルにつながっていることを感じられて、感動できるじゃないですか。自分たちも7周年を迎えるまで、いろいろな経験を積み重ねてきました。このイベントで、それがすべて伝わるかどうかはわからないけれど、劇団の公演を初めて観る人にも伝わるくらいの熱い気持ちを届けたい。それをお客さんに喜んでいただけて、自然とまた足を運んでいただけるようになりたいですね。
劇団「4ドル50セント」in smash|smash.バーティカルシアター
2022.03.19
劇団4ドル50セント オリジナル公演
「Take Off!!!!」公演中止のお知らせ
公演中の『Take Off!!!!』に出演中のキャスト1名が
体調不良となり、医療機関にて PCR 検査を行ったところ、
「陽性反応」が確認されましたため、
残りの公演をすべて中止させて頂くことになりました。
前田 外部の舞台などに出させていただく時は、いただいた役をどう成立させるかとか、作品の中で自分はどんな役割を担っていくかを考えると思いますが、今回はギリギリまで…今でも脚本とかを書き換えているくらい、いろいろなことを検討しているんです。劇団4ドル50セントをこれからどうしていきたいかとか、これまでの自分たちがこうだったんだからこれじゃないと、みたいな。ただ作品を成立させるだけじゃない強い思いを込めたいと、みんなが思っているから、ずっと疑い続けているんですよね。これで8年目に踏み込んでいいのか、をずっと考えている。それが劇団でしかできないことだと思うし…それで一番苦労している演出を目の前に言うのも何だけど、それを私は楽しめています(笑)
秋元康氏がプロデュース 劇団“4ドル50セント”お披露目 26枚目
秋元康プロデュースにより2017年に始動した劇団4ドル50セント。劇団設立の7周年を記念するイベントが8月18日に東京・DDD青山クロスシアターにて開催される。今回の公演では劇団員が脚本や演出なども手掛け、これまでの経験やそれぞれのスキルを存分に発揮した公演になるという。メモリアルな公演を前に、劇団員は何を思うのか。1期生のうえきやサトシ、前田悠雅、堀口紗奈の3人に、話を聞いた。
秋元康氏が総合プロデュースする劇団4ドル50セントが、3日深夜放送のフジテレビ系「オールナイトフジコ」(金曜深夜0時55分)に生出演した。
うえきや 1人じゃないよ、っていうことが伝わるといいな思っています。劇団もそうですが、みんな1人じゃないんですよ。もし、今1人になっていたとしても、過去にはいろんな人と出会っていて、その過去を振り返れば1人じゃないって気付ける。それが次の未来に進むための、いいきっかけになればいい。人生を振り返ったら、挫折もいっぱいあったと思うけど、その過去があるから未来に踏み出せる。そういう作品になっていると信じています。
立野沙紀 退団のお知らせ - NEWS | 劇団4ドル50セント OFFICIAL SITE
――劇団には後輩団員も入っていますが、劇団4ドル50セントのどんなところを伝えていきたいですか
お知らせ 「#劇団4ドル50セント 年末イベント2024」
NO LIMIT とどけ、全力個性」を掲げ、劇団員全員が自分の夢を掴むために全力で活動しています。 2023年2月には新メンバーが7名加わって初めての本公演を上演いたします。
劇団4ドル50セント、劇団員が街頭で公演をPR! 第2回本公演『ピエロになりたい』
堀口 ダサいことすんなよ、カッコよく生きろよ、ってことですかね。ダサいとかカッコいいって人それぞれだし、ダサいことって結局、しちゃうことはあると思いますが、劇団4ドル50セントなりの人としてのカッコよさが絶対にあると思っているので、ダサくなるなよ!と伝えたいですね。
劇団4ドル50セント / 「劇団4ドル50セント」劇団員決定
前田 偶然にも同じ言葉を浮かべていたのでビックリしたんですけど(笑)。私もダサいってワードを出そうとしたんです。きっと、紗奈ちゃんの言うダサいって、自分が納得できるように生きるとか、嘘をつくな、妥協するな、みたいなニュアンスだと思うし、そこは私もそう思っているのですが、その上で私は「ダサくあれ」って思うんです。泥臭く、汚く、泥まみれになってナンボ、というカッコよさもあると思っていて、内側に収まってしまうスタイリッシュさじゃなくて、存分にはみ出して、カッコよすぎて笑えてきてしまうような感じ。最初の本公演とか、それが劇団4ドル50セントのはじまりだったと思うので、そういう意味で「ダサくあれ」と。2期生とか、その頃の公演を見て憧れて入ってくれた子もいるのでそこを忘れずに、それこそが劇団4ドル50セントと言えるようにしていきたいです。
「劇団4ドル50セント」オンラインイベント記念生写真が発売決定
「個性」は、役者に対していちばん求められるもの。
人は誰もが違う個性を持っています。でも、それを輝かせるのは決して簡単ではありません。舞台では自分のぜんぶをさらけ出して、どこまで人を魅了できるかが勝負になる。「全力個性」は、お客様の前に立つ決意をこめた劇団4ドル50セントの合言葉です。
劇団員には純粋に役者の道を極めたい者も、役者の枠を越えてチャレンジする者もいます。私たちは演劇をマニアックなものではなく、たくさんの人に開かれた楽しみにしたい。そのためにジャンルにとらわれず、エンタテインメントの可能性、劇団員の活動の場を広げていきます。個性の色、とりどり。宝石のように多様に輝けたら、きっと唯一無二の劇団になれる。
劇団4ドル50セントは、ひとりひとりが様々な挑戦を通じて「全力個性」を磨き、チームの新しい化学反応を生み出していく集団でありたいと考えています。
2021年2月27日(土)に行われた、劇団4ドル50セントのオンラインイベントの様子をおさめた生写真の発売が決定!
前田 劇団に入った時は10代でしたが、同世代も社会人として活躍するような年齢になって、弟も仕事をするようになって…私がこの仕事を続けられているのは、家族のサポートがあるからだとより強く感じるようになりました。芸能の仕事にしがみついているような気持ちに、ここ数年はなっていましたが、先日ふと親が「長い道のりだからね、まだまだこれからだもんね」って言ってくれたんです。それが何よりの支えになったし、私もまだまだやれる、どんなことにも挑戦できるって思いました。家族にそこまで言わせてしまったからには、絶対にこの劇団という場所で成功する、それが何よりの恩返しだと心に決めました。もし辞めることを選ぶとしても、めちゃくちゃ全盛期のカッコいい瞬間に辞めたい。辞めませんけどね(笑)。それにはまだまだ足りていないので、そういう自分になれることが目標です。
劇団4ドル50セント「愛があったら…」Music Video
左から本西彩希帆・福島雪菜・糸原美波・前田悠雅 旗揚げから1年が経ち、11月より第2回本公演上演が決ま…
劇団4ドル50セントの舞台を見に行って来た。 | 生田絵梨花狂の詩
左から福島雪菜・岡田帆乃佳・前田悠雅 秋元康がプロデュースを手掛ける劇団4ドル50セントが、柿喰う客…