大谷の年俸はなぜ、実際に受け取る200万ドルではなく4600万ドルとなるのか。
今回の契約形態が極めてドジャース有利と言われているゆえんは、以下のように10年総額7億ドル(約1,015億円)という破格の条件であっても、現在価値に割引計算を行うと、実質的にドジャース側で3.89億ドルの負担で済むことになる、ということです。
前述の通り、大谷の契約金は6億8000万ドル(約986億円)が後払いであり ..
この師走にビックニュースとして飛び込んできた、米メジャーリーグ大谷翔平投手(29=エンゼルスFA)とロサンゼルス・ドジャースとのプロスポーツ史上最高額の10年総額7億ドル(約1,015億円)の大型契約。報道によると、年俸のうち、全体の約97%にあたる6億8,000万ドル(約986億円)が10年契約の終了後の2034年からの無利息での後払いになり、来季以降、契約期間中の年俸は実質200万ドル(約2億9000万円)になる、とのことで、そのスケールの大きさに日本中に衝撃が走りました。
結果、X1年の1月1日時点の200万ドルは、4年後には234万ドルに増加することになります。
「ドジャースは今後10年間でショウヘイ・オオタニに7億ドルを支払うという面倒な義務がある。
現地時間19日に大谷選手がマーリンズ戦の7回に放った50号ホームランを巡っては、貴重なボールを手にしたファンがドジャース関係者に守られるように観客席を後にしていた。アメリカのラジオ局「Fox Sports 640 South Florida」に出演しているアンディー・スレイター氏は自身のXで、ドジャース球団はボールを獲得したファンに30万ドル・約4500万円で交換を持ちかけたとポストしていた。
オークション会社は「このボールは使用済み記念球の頂点に立つ、まさに唯一無二の一品。ボールにはMLB認証ホログラムが貼ってあり、大谷翔平選手が2024年シーズン50本目のホームランを放ち、50-50クラブを創設した歴史に残る瞬間であることを証明しています」としている。
ドジャース・大谷 7億ドルのうち6億8000万ドルが後払いと判明
すなわち、上記の前提条件において、以下のような関係を示すことができます。
・X1年1月1日の200万ドル → X5年1月1日の価値は234万ドル(200万ドルの将来価値)
・X5年1月1日の234万ドル → X1年1月1日の価値は200万ドル(234万ドルの割引現在価値)
日本時間21日午後1時4分には200万ドル・日本円で約3億円で入札されていて、ドジャースのワールドシリーズ進出決定を受けて入札した可能性がある。このオークションには24件の入札があり、10月23日に締め切られる。
200万ドル ロサンゼルス LA ホームラン ボール 男性 グッズ 下着 おもしろ ..
オークションは現地時間9月27日正午(日本時間28日午前1時)、入札開始価格は50万ドル、日本円で約7200万円からスタート。開始8時間半で100万ドル超え、現地時間10月4日には、150万ドル・日本円で約2億2000万円をつけていた。
将来価値は、現時点の手元の金額を複利で運用した結果としての金額を意味するに対し、割引現在価値は将来の一定時点の金額から全ての利息相当分を取り除いたを意味します。
大谷翔平が新たに受け取る7000万円 年俸わずか3億円も ..
ESPNのジェフ・パッサン記者によれば23年から33年まで大谷の年俸はわずか200万ドル(約2億9000万円)。契約終了まで総年俸の約97%に当たる6億8000万ドル(約986億円)が据え置かれる超異例の契約となっているという。
USAトゥデーのボブ・ナイチンゲール記者は据え置かれた6億8000万ドルの支払いは2034年から始まり43年に終了すると伝えた。
また、LAタイムズ紙のジャック・ハリス記者は延納金には利子もついていないとし、同記者は大谷が金銭面を気にしていないと推測されていたことにも触れ、「それは間違いでなかった」と結んだ。
だがメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第6戦の試合中に190万ドル、試合後に200万ドルと210万ドルの入札が入った。
と10年総額7億ドル(約1015億円)で契約合意した投手(29)の契約内容の一部が11日(日本時間12日)、分かった。複数の米メディアが伝えた。
ドルで、日本円にしておよそ8億9000万円になるということです。 メジャー3年目のシーズンを終えた大谷 ..
関西大学の宮本勝浩名誉教授は、大谷が2023年シーズンに誘発した経済効果を504億円(日本の観衆がロサンゼルス・エンゼルスのホーム球場で使った12億円と日本企業のホーム球場広告10億円を含む)と推定している。宮本教授は最近BBCとのインタビューで、「スポーツ選手個人がこのような水準の経済的影響を及ぼすのは前例のないこと」だとし、「日本の人気野球チームが日本シリーズで優勝するのと同じ効果」と語った。宮本教授は、2023年ワールドベースボールクラシック(WBC)で日本代表チームが優勝した経済効果を600億円と推算した。
大谷翔平にプロスポーツ史上最高額となる10年総額7億ドル、山本由伸には投手史上最高額の12年総額3億2500万 ..
今回、大谷選手は2033年までは200万ドルのみの受け取りで、契約が終了する翌年の2034年から2043年までの10年間に毎年6,800万ドルを受け取ることになると報道されています。
大谷翔平選手はドジャースへ!~Hot Stove を随時更新~
元・現スポーツ選手全体で、最も多くの収入を上げたのは「バスケットボールの皇帝」マイケル・ジョーダンだ。ジョーダンは2022年までに33億ドルを稼いだ。ジョーダンの次にはタイガー・ウッズ(25億ドル)、アーノルド・パーマー(17億ドル)、ジャック・ニクラス(16億3000万ドル、以上スポルティコ推定値)らゴルフ選手が後に続く。彼らの収入を考えると、大谷の「10年間7億ドルの契約」はそれほど大きくみえない。しかし、彼が誘発する経済効果は無視できない。
年俸200万ドル(約2億9000万円)になるというのだ。」 ..
米プロゴルファーの収入も想像をはるかに超える。サウジアラビア国富ファンドの「オイルマネー」を前面に掲げた「リブ(LIV)ゴルフ」が発足したことで収入が大幅に増えたが、米国経済メディア「フォーブス」によると、ダスティン・ジョーンズ(米国)の場合、2022年5月から2023年4月までの1年間で1億1100万ドルの収入を上げた。彼はツアー参加の見返りとして1億2500万ドルを受け取った。フィル・ミケルソン(米国)も同期間、1億700万ドルの収入を上げた。ツアー参加で受け取った2億ドルは別途だ。ミケルソンは2022年までに計13億6000万ドルを稼いだ。
大谷翔平選手は大リーグのドジャースと10年7億ドル(約1015億円) ..
まず、仮に大谷選手が10年契約の総額7億ドルを現時点で全てもらい、全額4%の利率で運用に回したとしましょう。その場合の、20年後の価値は以下のよう元本の2倍以上に膨れ上がる結果になります。
複利により利息がさらに利息を生む循環により、「爆発的に」投資のリターンを生み出します。
」を達成した際のホームランボールが10月23日にオークションに出品され、439万ドル(約6億7000万円)で落札された。
米プロバスケットボール(NBA)を平定したレブロン・ジェームズの収入もこれに劣らない。ジェームズの2023~2024シーズンの年俸は4760万ドルだが、広告などで8000万ドルの収入をさらに上げた。1億2760万ドルを1シーズンで稼ぐことになる。これは他のNBA選手より25%多い金額だ。それだけに、名前の価値を無視できない。ジェームズは今季を含めて総収入が14億ドルを超えている。ステフェン・カリー(ゴールデンステート・ウォリアーズ)の場合は、今季年俸519万ドルと年俸外収入5000万ドルを合わせて、1億190万ドルを稼ぐ見通しだ。
大谷選手の年俸6800万ドルの後払い、課税のタイミングとは?
一時、メッシと世界最高額を争っていたロナウドは、2022年5月から2023年4月まで1億3600万ドルを稼ぎ、同期間中最も多くの収入を上げたスポーツ選手(フォーブス推定値)となった。インスタグラムのフォロワー数が6億1000万人に達するロナウドは、広告の分野でもっとも魅力的な選手だ。彼は同期間中、広告収入だけで9000万ドルを稼いだ。ロナウドは2022年まで総額15億8000万ドルの収入を手に入れた。
大谷翔平 最新情報 大谷翔平選手は昨オフ、ロサンゼルス・ドジャースとメジャー史上最高額となる10年総額7億ドル ..
年俸をどのように受け取るか、で将来価値が大きく相違する結果は以下のとおりです。実際には額面全額をそのまま運用することは現実的ではないですが、それでも、数字で見ると、まとまった元手を長期間運用することによる複利の効果は一目瞭然です。
Shohei Ohtani to the Moon and Beyond | 【大谷翔平:今後の年俸推移】
米プロサッカー(MLS)インテル・マイアミと契約したメッシは、2025年までの2年半の間、最大1億5000万ドルの収入を上げる見通しだ。米スポーツ専門サイト「スポルティコ」によると、メッシは選手生活中に受け取った年俸、ボーナス、後援金などを含め、2025年には総収入16億ドルを超えることになる。メッシはFCバルセロナ時代に年俸とボーナスなどで年間1億ドル以上を稼ぎ、パリ・サンジェルマン時代でも税引き前の年俸は7000万ドルに達したという。メッシが米国舞台に進出する前にサウジアラビアリーグから年間4億ドルの年俸とボーナスを提案された点を考えると、メッシの収入は今後さらに増えるものとみられる。メッシは昨年10月、「プレイタイム」という投資会社を立ち上げた。
ちなみに大谷のスポンサー収入は2024年には、さらに額が増えて5000万ドル(約72億円)に達するとみられている。
大谷がドジャースのユニホームを着て10年間受け取る年俸は平均200万ドル(約2億9千万円)。彼が日本、米国などで稼ぐ年間後援金と広告収入が3500万~5000万ドル(約50~70億円)という点を考えると、年俸はむしろはした金のようにもみえる。
【2024年】大谷翔平の年収・年俸はいくら? スポーツ選手長者番付世界13位、野球選手では年収世界1位|セカイハブ 2024年7月9日
アスレチック」は12日(日本時間)、「大谷は7億ドルのうち6億8000万ドルを契約期間が終了してから受け始める。2034年から2043年まで無利子で分けて受ける」と伝えた。大谷は10日、ドジャースと10年・7億ドルで契約したと明らかにした。当時も後払い条項があるという事実は伝えられた。しかし事実上、年俸の大半を10年後から受けることにしたのは衝撃的だ。
メジャーリーグ(MLB)でFA大型契約を結んだ選手は球団との合意に基づき後払い条項をよく挿入する。しかし概して10-20%水準であり、50%は超えない。大谷のチームメートのムーキー・ベッツも2020年にドジャースと12年総額3億6500万ドルで契約したが、うち3分の1の1億1500万ドルを後払いで受けることにした。
それだけに大谷の契約は衝撃的だ。大谷がドジャースでプレーする10年間、実際に受ける金額は2000万ドルにすぎない。年俸は200万ドルとなる。LAエンゼルスでプレーした2023シーズンの大谷の年俸は3000万ドルだった。
大谷が年俸を減らしたのは優勝を渇望しているからだ。MLBにはサラリーキャップ(年俸合算制限)がないが、ぜいたく税(一定基準を超えた球団に制裁金を課す制度)がある。しかしぜいたく税は契約総額を基準とするため、後払い条項を入れても多くの余裕資金を確保できるわけではない。
ただ、球団の立場では後に支払うため流動性を確保できる。大谷の契約は利率と貨幣価値を勘案すると、実質的には10年・4億6000万ドル程度と見ることができる。チームメートだったマイク・トラウトの12年・4億2650万ドルと比べて大きな差はない。
大谷の立場で後払い契約は大きなマイナスとなる。しかし後払いを提案したのは大谷だ。エンゼルス時代にポストシーズンを一度も経験できなかった大谷は頂点に立つという執念を契約に表した。ソン・ジェウ委員は「日本の選手は優勝に対する意志が強い。大谷は特にそのような選手」と説明した。
MLBの平均年俸は約490万ドル(2023年)だ。その半分にもならない金額を受けるが、大谷は金銭的に惜しいと考えていない。フォーブスによると、大谷は広告やマーケティングなどで得る野球以外の収入が年平均3500万ドルにもなるからだ。実際、年俸を受ける期間、州税(13.3%)が最も高いカリフォルニア州に居住しなければ税金も減る。ソン・ジェウ委員は「大谷がドジャースで豪華メンバーと優勝をすれば自分のマーケティング価値をさらに高めることができる」と予想した。
ドジャースは大谷に支払う資金を他の選手に使える。先発投手を必要とするドジャースは米国行きを宣言したオリックス・バファローズの投手・山本由伸の獲得にも積極的だ。ひじの手術を受けた大谷は来年、打者でのみ出場する。ソン・ジェウ委員は「山本の獲得にも大きな資金が必要だが、大谷のおかげでドジャースも『実弾』ができた。現在のところニューヨーク・ヤンキースがリードしているというが、大谷がドジャースで一緒にやろうと言えば山本もそう考える可能性がある」と話した。
ただ、ドジャースとしても大きな賭けであるのは事実だ。大谷の契約が終わってから10年間、毎年6800万ドルを支払うことになる。ソン・ジェウ委員は「それだけドジャースはすぐに優勝に挑戦するという意志が強いようだ。大谷の全盛期が続く5、6年間に2、3回はワールドシリーズで優勝をしなければいけないだろう」と述べた。