アシノン錠75mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)
6). その他:(0.1%未満)女性型乳房、発熱、顔面浮腫、乳汁分泌。7). 外国において発現した副作用:(頻度不明)可逆性錯乱状態、インポテンス。使用成績調査を含む。
OTC医薬品は医師の処方がなくても購入できますが、症状の悪化、副作用 ..
ゲフィチニブ<経口>、合成抗菌剤(プルリフロキサシン<経口>)、アタザナビル硫酸塩<経口>[これらの薬剤の血中濃度が低下するおそれがある(これらの薬剤の溶解性がpHに依存することから、胃内pHが持続的に上昇した条件下において、これらの薬剤の吸収が低下し、作用が減弱するおそれがある)]。
〈胃潰瘍、十二指腸潰瘍〉
通常、成人にはニザチジンとして1回150mgを1日2回(朝食後、就寝前)経口投与する。また1回300mgを1日1回(就寝前)経口投与することもできる。なお、年齢、症状により適宜増減する。〈逆流性食道炎〉
通常、成人にはニザチジンとして1回150mgを1日2回(朝食後、就寝前)経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
現場で聞かれる薬の効果や副作用、飲み合わせの注意点等をご説明します。 ..
(重要な基本的注意)
血液像、肝機能、腎機能等に注意すること。(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)9.1.1.薬物過敏症の既往歴のある患者。
(腎機能障害患者)血中濃度が持続するので、投与量を減ずるか投与間隔をあけて使用すること(本剤は腎排泄が主であるため、腎機能障害患者に150mgを経口投与した場合、腎機能低下にともなう血漿中半減期遅延と、血漿クリアランス低下がみられた)〔9.8.1、16.6.1参照〕。
(肝機能障害患者)肝機能障害患者:本剤は主として肝臓で代謝されるので、血中濃度が上昇するおそれがある。
(妊婦)妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること(妊娠ウサギへの1500mg/kg投与群において、流産、胎仔体重低下及び生存胎仔数減少がみられている)。
(授乳婦)治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(動物実験(ラット)で乳汁中への移行及び新生仔発育障害がみられている)。
(小児等)小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
(高齢者)9.8.1.血中濃度の持続:腎機能の程度に応じて用量ならびに投与間隔に留意するなど慎重に投与すること(高齢者では腎機能が低下していることが多いため血中濃度が持続するおそれがある)〔9.2腎機能障害患者の項、16.6.1、16.6.2参照〕。
9.8.2.血液系副作用:用量ならびに投与間隔に留意し定期的に血液検査を行う等、患者の状態を観察し慎重に投与すること(高齢者に血小板減少、白血球減少、貧血等の血液系副作用の発現率が高い傾向が認められている)。(相互作用)
10.2.併用注意:ゲフィチニブ<経口>、合成抗菌剤(プルリフロキサシン<経口>)、アタザナビル硫酸塩<経口>[これらの薬剤の血中濃度が低下するおそれがある(これらの薬剤の溶解性がpHに依存することから、胃内pHが持続的に上昇した条件下において、これらの薬剤の吸収が低下し、作用が減弱するおそれがある)]。
(適用上の注意)14.1.薬剤交付時の注意
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。(その他の注意)
15.1.臨床使用に基づく情報本剤の投与で胃癌による症状を隠蔽することがあるので、悪性でないことを確認のうえ投与すること。
(保管上の注意)室温保存。
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1.重大な副作用11.1.1.ショック(頻度不明)、アナフィラキシー(0.1%未満):ショック、まれにアナフィラキシー(じん麻疹、血圧低下、気管支痙攣、咽頭浮腫、呼吸困難等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
11.1.2.再生不良性貧血、汎血球減少症、無顆粒球症(いずれも頻度不明)、血小板減少(0.1%未満):初期症状として全身倦怠感、発熱、出血傾向等がみられたら、その時点で血液検査を実施し、異常が認められた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。11.1.3.肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明):AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇等の肝機能障害、黄疸があらわれることがある。
11.1.4.間質性腎炎(頻度不明)。11.1.5.中毒性表皮壊死症(ToxicEpidermalNecrolysis:TEN)(頻度不明)。
11.1.6.房室ブロック(頻度不明)。11.2.その他の副作用
1).過敏症:(0.1~1%未満)発疹、(0.1%未満)じん麻疹、そう痒感。2).血液:(0.1%未満)貧血、白血球減少、好酸球増多、血小板減少、(頻度不明)顆粒球減少。
3).肝臓:(0.1~1%未満)AST上昇、ALT上昇、肝機能異常、(頻度不明)黄疸。4).消化器:(0.1~1%未満)便秘、(0.1%未満)下痢、口渇、嘔気、腹部膨満感。
5).精神神経系:(0.1%未満)頭痛、ねむけ、めまい、しびれ、(頻度不明)せん妄、失見当識、痙攣。6).その他:(0.1%未満)女性型乳房、発熱、顔面浮腫、乳汁分泌。
7).外国において発現した副作用:(頻度不明)可逆性錯乱状態、インポテンス。使用成績調査を含む。
アシノンZは,胃酸の分泌をコントロールするニザチジン (H2ブロッカー薬) を含んだ胃腸
18.1作用機序
胃粘膜壁細胞のヒスタミンH2受容体を選択的に遮断し、胃酸分泌抑制作用を示す。18.2ヒトでの作用
18.2.1胃酸分泌抑制作用(1)基礎分泌
健康成人に150mgを経口投与した結果、酸分泌量は投与2時間後において約93%抑制された。(2)テトラガストリン刺激分泌
健康成人に75mg及び150mgを経口投与した結果、テトラガストリン(4μg/kg)筋注後2時間の酸分泌量はそれぞれ76.2%、92.2%抑制された。(3)ベタゾール刺激分泌
健康成人に75mg及び150mgを経口投与した結果、ベタゾール(1.5mg/kg)筋注後2時間の酸分泌量はそれぞれ92.3%、98.9%抑制された。(4)食餌刺激分泌
健康成人に75mg及び150mgを経口投与した結果、食餌刺激後2時間の酸分泌量はそれぞれ83.0%、89.3%抑制された。(5)夜間分泌
健康成人に150mgを経口投与した結果、夜間8時間の酸分泌量は89.8%抑制された。(6)24時間分泌
健康成人に1回300mgを1日1回(就寝前)又は1回150mgを1日2回(朝食後、就寝前)経口投与した結果、胃内のpHは上昇し、特に夜間において顕著であった。18.2.2ペプシン分泌抑制作用
健康成人に150mg経口投与した結果、夜間8時間のペプシン分泌量は60.0%抑制された。18.2.3胃排出促進作用
慢性胃炎患者に1回75mg、胃潰瘍患者に1回150mgを1日2回経口投与し、アセトアミノフェン法により胃排出能を検討した結果、胃排出能は有意に促進された。18.2.4唾液分泌促進作用
健康成人に150mgを1回経口投与し、基礎唾液分泌量を測定した結果、唾液分泌量の有意な増加が認められた。18.2.5抗アンドロゲン作用
健康成人に1回150mg1日2回9週間経口投与した結果、血清プロラクチン、LH、FSH、テストステロン及び成長ホルモン値は投与前後において有意な変動は認められなかった。また消化性潰瘍患者に1回150mg1日2回6~8週間経口投与した結果、血清プロラクチン値は投与前後において有意な変動は認められなかった。18.3動物での作用
18.3.1H2受容体拮抗作用ラット摘出子宮を用いたH2受容体拮抗作用は、シメチジンに比し10倍強力であった。
18.3.2胃酸分泌抑制作用ウシガエル単離胃粘膜のヒスタミン刺激に対する胃酸分泌抑制作用はシメチジンに比し17.8倍強力であった。
またラット及びイヌのヒスタミン刺激に対する胃酸分泌抑制作用はシメチジンに比し5.2~10.0倍強力であった。18.3.3実験潰瘍に対する作用
ラットの水浸拘束ストレス胃損傷、ヒスタミン胃損傷及びアスピリン胃損傷に対して経口投与した結果、シメチジンに比し1.6~20.0倍強力な抗潰瘍作用を示し、またメピリゾール十二指腸潰瘍に対してもシメチジンに比し、13.8倍強力な抗潰瘍作用を示した。18.3.4胃粘膜プロスタグランジン含量に及ぼす影響
ラットに胃酸分泌抑制用量を5日間連続皮下投与した結果、胃粘膜プロスタグランジン量に対して影響は認められなかった。18.3.5胃粘膜血流に及ぼす影響
イヌの基礎酸分泌状態において静脈内投与した結果、胃粘膜血流量に対して影響は認められなかった。18.3.6急性胃粘膜病変に対する作用
ラットのタウロコール酸-ヒスタミン及びタウロコール酸-セロトニン胃粘膜損傷に対して経口投与した結果、シメチジンに比し9~10倍強力な胃粘膜損傷抑制作用を示した。
17.1有効性及び安全性に関する試験
〈胃潰瘍、十二指腸潰瘍〉17.1.1一般臨床試験及び二重盲検比較試験
(1)1回150mg1日2回投与胃潰瘍8週時及び十二指腸潰瘍6週時の自他覚症状改善率(中等度改善以上)は97.9%(764/780)、97.9%(565/577)であり、内視鏡判定による治癒率は82.0%(606/739)、87.8%(480/547)であった。内視鏡判定及び自他覚症状を総合的に勘案した全般改善率(中等度改善以上)はそれぞれ95.7%(774/809)、95.6%(566/592)であった。
副作用発現頻度は、1.4%(21/1,491)であった。主な副作用は、便秘0.6%(8/1,491)、下痢、口渇各0.1%(2/1,491)であった。(2)1回300mg1日1回投与
胃潰瘍8週時及び十二指腸潰瘍6週時の自他覚症状改善率(中等度改善以上)は98.5%(132/134)、93.8%(120/128)であり、内視鏡判定による治癒率は81.1%(107/132)、79.7%(94/118)であった。内視鏡判定及び自他覚症状を総合的に勘案した全般改善率(中等度改善以上)はそれぞれ90.1%(128/142)、94.5%(121/128)であった。副作用発現頻度は、3.1%(9/290)であった。主な副作用は、便秘1.0%(3/290)、下痢0.7%(2/290)であった。
〈逆流性食道炎〉17.1.2一般臨床試験
8週時の自他覚症状改善率(中等度改善以上)は、93.5%(29/31)であり、内視鏡判定による治癒率は80.0%(24/30)であった。内視鏡判定及び自他覚症状を総合的に勘案した全般改善率(中等度改善以上)は96.7%(29/30)であった。副作用発現頻度は、5.3%(2/38)であった。副作用の内訳は、胃部不快感、発疹、発熱各2.6%(1/38)であった。
〈急性胃炎、慢性胃炎の急性増悪期〉17.1.3一般臨床試験及び二重盲検比較試験
2週時の自他覚症状改善率(中等度改善以上)は87.1%(182/209)であり、内視鏡判定による改善率(中等度改善以上)は80.1%(153/191)であった。内視鏡判定及び自他覚症状を総合的に勘案した全般改善率(改善以上)は83.8%(160/191)であった。全般安全度解析対象症例236例において、副作用は認められなかった。
アシノン錠75mg~150mg ・・その他(ジェネリック) & 薬価
主な副作用として、発疹・皮疹、便秘、下痢、蕁麻疹、かゆみ、貧血、女性型乳房(男性)、発熱、顔面浮腫、乳汁分泌などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
アシノン錠75mg 11.3円/錠アシノン錠150mg 17円/錠
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
迷ったときにおすすめ!6つの症状別【市販の胃薬の種類と選び方】
9.8.2. 血液系副作用:用量ならびに投与間隔に留意し定期的に血液検査を行う等、患者の状態を観察し慎重に投与すること(高齢者に血小板減少、白血球減少、貧血等の血液系副作用の発現率が高い傾向が認められている)。
[PDF] ご使用に際して,この添付文書をよくお読みください。
当サイトに含まれるすべての内容は、当社および当該内容提供者の財産であり、各国の著作権法、各種条約およびその他の法律によって保護されております。当サイトの利用は、非営利目的の個人的利用の範囲内に限るものとし、この範囲を超えてのダウンロード、複製等一切の利用を禁じます。また、いかなる場合においても、内容に変更を加えたり、更なる複製を行うことを禁じます。
ニザチジン錠150mg「YD」 | くすりのしおり : 患者向け情報
当サイトに掲載する情報に関して細心の注意を払っておりますが、その内容の正確性・有用性・完全性、およびエラー・ウィルス感染等の危険がないことの安全性等のいずれについても保証するものではなく、いかなる責任を負うものでもありません。また、当サイトないしは当サイトに掲載された情報を利用されたこと、または利用できなかったことにより生じるいかなる損害についても何ら責任を負いません。また、予告なしに当サイトに掲載する情報の内容を変更したり、サイトを閉鎖させていただくことがありますので、予めご了承ください。
11.1. 重大な副作用
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
11.2. その他の副作用
当サイトに掲載されている医療情報は、一般的な情報提供を目的としており、決して医師その他医療従事者によるアドバイスの代替となるものではありません。
また、当サイトに掲載されている医薬品に関する情報は、日本における医薬品添付文書の情報をもとに作成しており、日本以外の国での利用においては、これらの情報が適切でない場合がありますので、それぞれの国における承認の有無や承認内容をご確認ください。
なお、当サイトに掲載されている医薬品に関する情報は、その製品の効能・効果を宣伝または広告するものではありません。
アシノン錠(ニザチジン)の効果および効能は次の通りです。
以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝障害や腎障害がある。
アシノン錠150mgの効能・副作用
胃潰瘍、十二指腸潰瘍:通常、成人は1回1錠(主成分として150mg)を1日2回朝食後と就寝前に服用しますが、1回2錠(300mg)を1日1回就寝前に服用することもできます。
逆流性食道炎:通常、成人は1回1錠(主成分として150mg)を1日2回朝食後と就寝前に服用します。
いずれの場合も、年齢、症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
使用上の注意 | 胃の不快感はまとめてアシノンZにおまかせ!
主な副作用として、発疹・皮疹、便秘、下痢、蕁麻疹、かゆみ、貧血、女性型乳房(男性)、発熱、顔面浮腫、乳汁分泌などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
アシノン錠(ニザチジン)に含まれている成分や効果
アシノン錠(ニザチジン)に配合されている有効成分は「ニザチジン」です。「ニザチジン」は「H2受容体拮抗剤」に分類される成分であり、胃粘膜壁細胞のヒスタミンH2受容体を遮断し、持続的に胃酸分泌を抑制します。
重大な副作用 解説 ..
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
重大な副作用 ..
健康成人に150mgを経口投与した結果、酸分泌量は投与2時間後において約93%抑制された。
アシノン錠75mgの基本情報 ; 主な副作用. 過敏症 、 発疹 、 肝機能異常 、 便秘 、 痙攣 、 顆粒球減少 、 せん妄 、 失見当識 、 可逆性錯乱状態 、 インポテンス 、 貧血.
胃酸の分泌を促進する神経伝達物質にはヒスタミン、ガストリン、アセチルコリンなどがあり、それぞれの受容体に結合することで胃酸の分泌を促進します。「ニザチジン」はヒスタミンが結合するヒスタミンH2受容体をブロックすることでヒスタミンの胃酸分泌促進効果を抑制します。
アシノンとは?ニザチジンの効能,副作用 ..
健康成人に75mg及び150mgを経口投与した結果、テトラガストリン(4μg/kg)筋注後2時間の酸分泌量はそれぞれ76.2%、92.2%抑制された。
アシノン錠150mgの効果・副作用と相談事例
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。