高橋一生&蒼井優、19年ぶり映画共演は夫婦役 ふたりが考えるカップルの理想のコミュニケーションとは? ..


「」のタナダユキ監督が、自身の同名小説を自らの監督・脚本で実写映画化した「」が公開された。互いに嘘と秘密を抱えたラブドール職人の主人公と妻を描いた物語。が主人公の北村哲雄、タナダ監督とは「」でタッグを組んだが、哲雄の妻・園子を演じる。高橋、蒼井は19年ぶりの映画共演。互いにキャリアを重ね、夫婦役として映画の中で再会したふたりに話を聞いた。(取材・文/編集部、写真/)


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ラブドール職人の哲雄は園子にひと目惚れして結婚。しかし、園子にはずっと職業を明かさずにいた。新婚時代を過ぎ、平穏な日常を送る中で哲雄は仕事にのめり込み、園子とは次第に気軽な会話もセックスもなくなっていく。夫婦の危機が迫るなか、園子は胸の内に抱えていた秘密を打ち明ける。

思春期の若者たちを描いた監督作「」以来19年ぶり、今作では夫婦として向かい合うことになった。互いの役柄を知らされた時高橋は、「『素敵ですね…ありがとうございます』なんて監督に言ったと思います」「蒼井さんと夫婦を演じることに何の違和感もなかったことに、違和感がなかった。とても自然に会話ができました。それをありがたく思いながら演じていました」と振り返る。

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「19年前、私はデビュー作だったので、一生さんをはじめ、あの場で知り合った方々は私にとっての親鳥みたい(笑)。とても近しい人という感覚があります。でも実際、一生さんとはセリフを交わすのすら今回が初めてで。長い時間一緒にいるのも初めてなのに、緊張する…ということが全くない空間を作ってくださったのですごく感謝しています」と、高橋の包容力に感謝する蒼井。「タナダ監督の中で、この哲雄という役を誰に託すのかは、とても大きなことだったと思うんです。一生さんみたいな役者さんがいらっしゃるからこそ、この作品が映画化できるんだな。なるほど、満を持してだな、と思いました」と、今回のキャスティングに深く共鳴したようだ。

2008年に雑誌「ダ・ヴィンチ」で連載され大きな話題を集めた映画監督タナダユキ初のオリジナル小説を、タナダ監督自らのメガホンで映画化した『』(1月24日公開)の公開記念イベントが13日、東京・神楽座にて開催。主演を務めた高橋一生とヒロインを務めた蒼井優が登壇し、来場者から寄せられた質問や悩みに答えた。

本作はある秘密を抱えた夫婦の10年間を描いた大人のラブストーリー。一目惚れした妻の園子と幸せな結婚生活を送りながらも、自分がラブドール職人であることを隠している哲雄。仕事にのめり込んでいくうちに、次第に園子との間にすれ違いが生じていく。そしていよいよ夫婦の危機が訪れそうになった時、園子は胸の中に抱えていた秘密を打ち明けるのだが…。

この日は成人式ということもあって晴れ着姿の来場者も見受けられ、高橋は登場するや「祝、成人!」と挨拶。早速2人は『リリイ・シュシュのすべて』(01)以来19年ぶりの映画共演の感想について語り始め、蒼井が「一生さんのおかげで緊張もなく、とても助かりました」と感謝を述べると、高橋も「僕こそ自然にお芝居ができたので助かりました」と互いを称えあった。

そして事前に集められた質問に答えていくコーナーがスタート。「本作を通して結婚への意識が変わりましたか?」という質問に対し、「結婚できるかなって恐怖はあります(笑)」と吐露した高橋は「そんなに結婚に対してイメージしているものが少ないのですが、去年の1月に蒼井さんと新婚生活の撮影をしていたのは楽しかったです。俳優冥利に尽きる」と笑顔で撮影期間を振り返る。

すると蒼井から「結婚したいと思いますか?」と直球の質問が。「したいですけど、相手がいなきゃ始まらないじゃないですか…」と呟く高橋は、昨年6月に南海キャンディーズの山里亮太と結婚したばかりの蒼井に「(意識の変化は)なかったですか?」と聞き返す。「私は結婚しないものだと思っていたので考えてもなかったのですけど、うっかり(笑)」と微笑んだ蒼井は「なんか車線変更みたいで、大きく道が変わることはない感じでした」と結婚生活を表現した。

その後も「嘘をついてる時にやってしまう癖」や「一目惚れってありますか?」など作品に絡めた質問に答えていった2人。最後に選んだ「好きな人への愛情表現はお金か時間か言葉のうちどれ?」という質問に高橋が「好きな人にも、どれもすぐには渡さないですね。つまらなくないですか?」と答えると、すかさず蒼井から「だから付き合えないんじゃないですか?」と核心を突かれて苦笑い。会場は大きな笑いに包まれていた。

取材・文/久保田 和馬

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主人公の哲雄は、頼りなさや人間らしい綻びもみせるものの、最終的には園子にとっての理想的な夫だと思わせてくれるような魅力的なキャラクターだ。映画、ドラマの話題作に立て続けに出演し、アイドル的なものではなく、実力とキャリアに裏打ちされた存在感で、幅広い世代からの支持と注目を集める高橋にとって、監督や観客の期待に応えなければ、というプレッシャーはないのだろうか。

「そういうプレッシャーは本当は必要だと思うんですが、僕にはなくて。ただ、与えられたものに対して、どれだけしっかりとその世界観に没入できるか、ということは、常に意識しています。ここのところずっと、そういう環境を作ってくださる方々と仕事をさせていただいていますし、あまり気負いもなく、あるひとりの人間の一時期の切り取りを演じながら、人生を体験させてもらっている感じです」

高橋一生×蒼井優|映画『ロマンスドール』Blu-ray&DVDが7月3日発売|タナダユキ監督

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監督からのリクエストは「特になかった」と明かす。「タナダさんは『まずは1回動いてみてくれ』というタイプの監督。言葉ってすごく曖昧なもので、例えば、僕が何かを“白”でやりたいと言ったときに、監督も“白だ”と言ってくれたとします。ただ、僕にとっての白は真っ白で、監督にとっての白はアイボリーがかった白だったりする。微妙な違いが生まれるんです。言葉はこういうノッキングを起こしやすいので、身体で表現してしまった方が早いんです、。僕は、俳優はまず提示ありきだと思っています。その提示に応えてくださるスピードもタナダさんはすごく早いし、軌道修正も自然としてくださるので、僕もそこに負荷を感じずに演じられました。現場でタナダさんはモニターに戻らずカメラの横にずっといてくださって。そこに、俳優の動きを絶対見逃さないという気概が見えるんです。見逃されていない、ということは生きていることの自信につながります。そんな感覚でやらせてもらっていました」


蒼井優と初夫婦役…映画「ロマンスドール」で悩めるラブドール職人

ピエール瀧の出演作では、NHK大河ドラマ「いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~」は代役を立てて続行され、映画『』(主演、監督)は編集や再撮影を行わずノーカットで、『』(主演、監督)は代役を立てて再撮影を行い、どちらも当初の予定通り公開された。映画『』(主演、監督)も改編及び追加撮影を行わず、9月27日に公開されることになっている。(編集部・市川遥)

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とある出会いがきっかけで、哲雄に一目ぼれされて結婚した園子。蒼井の華奢ではかなげな外見から、すべてを夫に委ねるような雰囲気を感じさせるが、実際は人間として、女性としての欲望をはっきりと表現することのできる芯の強いキャラクターだ。「哲雄が語る園子として、哲雄目線で作っていくのが楽しかったですね。ちょっと理想的な奥さんを演じる瞬間も多々あって。その気恥ずかしさを越えた何かをタナダさんが理解して下さる自信と、安心感があったからこそ挑めた園子像かなと思います」と役作りを振り返る。

【動画】高橋一生&蒼井優が可愛すぎ!『ロマンスドール』本編映像.

今作では、夫婦のコミュニケーションの問題も描かれている。もちろんそれぞれの性格や組み合わせで異なるものだが、ふたりにとっての理想のコミュニケーションを尋ねると、「うちはすごくしゃべる夫婦ですね」と昨年結婚したばかりの蒼井。「自分たちのいい時間の過ごし方は、他のペアに当てはまるわけではないから、それぞれを自分たちで見つけていくしかない。理想を持たないのも大事なのかも。その瞬間その瞬間を楽しむということだけ、なのかな。未来を想像するだけ無駄かもしれない、その通りにはならないし…」と達観した持論を展開。高橋も「僕もいっぱいしゃべることは大事だと思います。何でもいいからしゃべるって大事。表面上で交わされている会話の裏に流れているものも確認できると思うんです」と同調した。

映画は蒼井優が逝くところから始まる。しかし、この映画の主人公は高橋一生であることは確かである。だが、観終わった後、残るのは蒼井優の存在だ。

「百万円と苦虫女」のタナダユキ監督が、自身初のオリジナル小説を自ら監督・脚本を手がけて実写映画化した大人のラブストーリー。美大卒業後、ひょんなことからラブドール製作工場で働き始めた北村哲雄。やがて彼は美人で気立ての良い園子に一目ぼれして結婚するが、自分がラブドール職人であることを園子に隠し続けていた。毎日が平穏に過ぎていく中、哲雄は仕事にのめり込み、園子とは次第にセックスレスになっていく。そんなある日、園子はずっと胸の中に抱えてきた秘密を哲雄に打ち明ける。不器用さと複雑さをあわせ持つ主人公・哲雄を高橋一生、優しさの中に強さを持つ妻・園子を蒼井優が演じる。

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撮影半年前から実際のラブドール工場での取材と専門家の手ほどきの下、一から製作工程を経験し、役柄に見事に反映させた高橋の“職人ぶり”も今作の見どころのひとつ。蒼井は「どの製作パートがいちばん楽しかった?」と高橋に質問。高橋が「僕は細かいことが好きなので、肌の色をつけたり、髪の毛を植えたりする作業がとても楽しかった。1本1本埋めていくんです。ずっとやっていると、ちょっとトランス状態になるほど」と返せば、「私も編み物やるからわかる。延々と同じ作業をやるのは登山と似ている。一歩一歩が頂上にたどり着く感じがする…」と、劇中の夫婦役とはまた違った、凝り性のふたりらしい会話を楽しんでいた。

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俳優の高橋一生が、映画『ロマンスドール』(2019年秋公開)に主演することが29日、明らかになった。蒼井優がヒロインを務める。

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この映画は欧米でどう受け止められるのだろうとふと考えてしまった。BBCのセックスロボットのドキュメンタリーでは、日本のラブドール工場を訪れた女性リポーターが泣き出すというシーンがあって、それが物議をかもしたことがある。
タナダユキ監督にはそういう奇異なものを見る視点は全くない。どこまでも人に誠実に向き合っている。正しい愛、正しい欲望などということは決して描いていない。欲望も愛の形も様々であることをきちんと了解して描いている。グローバリズムの圧力の中でこういう姿勢はどこまで保てるだろうか。
それにしても人形とは人間にとって何なのだろう。モノだけれどただのモノではない。やや人間寄りのモノというか、なんらかの魂的なものをそこに見出してしまっているように思える。それにしても、オリエント工業の技術力はすごい。

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『彷徨えるオランダ人の妻』若しくは日本では『南極◯号』の話。
もう少し職人の方は真面目にやっていると思う。

アダルト商品でも良いのではないかなぁ。妄想をいだくのは全く問題ではない。でも、妄想に流行があるのはどうかと思うよ。

しかし、乳房を触らせる意味があるのだろうか?

この業界の事はよく知らないが、実際に人工乳房に携わる会社もあると思う。

男の方は完全な確信犯である。知らない女性といきなりカラオケには行かないだろう。

当然、離婚で良いんじゃないかと思う。

キャストから最後が分かってしまう。大変に残念である。

ドン引きな話の展開で、あくまでも最初のエロいコメディの方が良かったと思う。
シリアスなお涙頂戴と人の笑いを同居させるのは流石の脚本の巧者と言えど難しいと感じた。

女性の美しさと絵画の中の女性の美しさは別のものである。それはAIが愛を語れない事と同じ。

くぽたさんは別件でしょっぴかれている。こんなんでゆるすまじ。

俳優の高橋一生さんと女優の蒼井優さんが共演する映画「ロマンスドール」のティザービジュアルが8月29日、解禁された。

冒頭、「自分の上で息を引き取った」が入ったせいで
ああ、最後は愛し合いながら死ぬんだ、
死ぬこと秘密にしとく系かな、
って読めてしまったし、
終盤にそれと同じシーンが来て
あーここで死ぬんだ、って分かってしまった、
あんな台詞入れなければ
もう少しどんな展開になるか
楽しみながら観られたかもしれないのに残念。

話したいことがあるってメッセージ入ってたの見た上で、フォローなし。エグすぎる。からの妻が嘘ついて外泊したの分かった上で1本電話入れてほか何もしない挙句、速攻若い女に電話してホテルとか。まじどんな神経してんの、クズすぎる。自分勝手さやダメな夫が描かれてるシーンなのだろうけど、結構陳腐な描き方でそういう感じかー、ありきたりで軽すぎるなーと思った。けどこういうクズな男、実際居るもんな。面倒なことや自分の苦しみから逃れるために相手のこと考えずに快楽求めてのらりくらりやるやつ。今の日本だとああいうタイプがいるいる、わかる、の共感性高くて、良い感じなのかな、、。

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学生料金でなくはじめて大人料金で
割引デイとかでもなく定価で観た映画
大人の一歩だったのに
胸糞映画で最悪の気分になった

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最後の浜辺のシーンがリアルで、一番最後のセリフが素敵だった。
そのセリフで全て回収され、綺麗にまとまった。

ただ、園子の隠していた秘密がもっと大きな秘密なのかなと思っていたので、若干尻すぼみを感じた。あの秘密ならすぐに話せば良かったのに。