フォシーガとは?(SGLT-2阻害薬:腎臓病の新しい治療薬として)


IgA腎症の患者さんは当院でも通院されている患者さんが多く、病気について理解が難しいとご相談頂くことが多い病気です。


“慢性腎臓病治療薬”フォシーガをスクロールで見る DAPA-CKD試験

患者さんから腎臓病の治療として注目を集めているフォシーガという薬についてご相談を頂くことが多くなってきたので触れたいと思います。

なお、腎機能障害患者への投与について用量調節の設定はありません。

DAPA-CKD試験について、主要評価項目、IgA腎症患者のサブグループ解析、安全性の結果を紹介いたします。 腎疾患 フォシーガ

本剤投与中に、血清クレアチニンの上昇又はeGFRの低下がみられることがあるので、腎機能を定期的に検査してください。
腎機能障害のある患者においては経過を十分に観察してください。

投与の必要性を慎重に判断してください。
本剤では腎機能低下に伴う血中濃度の上昇が報告されています。
また、eGFRが25mL/min/1.73m2未満あるいは末期腎不全(ESRD)の患者を対象とした臨床試験は実施していません。

“慢性腎臓病治療薬”フォシーガを動画で見る DAPA-CKD試験

この外敵から身を守るIgAが何らかのメカニズムで自分の腎臓を攻撃してしまう病気がこのIgA腎症です。

IgA腎症の予後はあまり良くなく、診断から20年で約半分の方が透析や移植が必要になると言われていました。

慢性腎臓病治療薬フォシーガの、DAPA-CKD試験の成績を動画で紹介いたします ..

フォシーガ錠の利尿作用により多尿・頻尿がみられることがあり、また、体液量が減少することがありますが、特に体液量減少を起こしやすい患者として高齢者について注意喚起しています。
脱水や糖尿病ケトアシドーシス、高浸透圧高血糖症候群、脳梗塞を含む血栓・塞栓症等の発現に注意してください。

実際、日本で透析になる人の10%-20%がこのIgA腎症が原因で透析になっています。


「7~8割の患者さんに使用できる」 慢性腎臓病に適応拡大 「フォシーガ」で死亡リスク39%低下 ..

CKD治療におけるSglt2阻害薬の適正使用に関しては、
糖尿病合併CKDでは、アルブミン尿(蛋白尿)や腎機能に関係なく(ただし、eGFRで新規開始の制限あり)、Sglt2阻害薬(カナグル®、フォシーガ®)を積極的に使用を考慮する。

慢性腎臓病の治療薬フォシーガについて考える【腎臓内科医が解説】

ただし、近年日本から生まれたIgA腎症の治療によって予後が改善することが期待されています。

飲みはじめの腎機能低下は自分もグラフ見て、ん?胡散臭いと思った。明らかに腎臓に負担かかってるし、逆転するまでの期間かかりすぎ.

IgA腎症の初期~中等症まで全く症状はなく以下のような原因で見つかることが多いです。

フォシーガの副作用か? | IgA腎症・ITP50代専業主婦の気ままなブログ

Sglt2阻害薬の腎保護効果のメカニズムは、hemodynamic effectとして糸球体過剰ろ過軽減血圧改善、ナトリウム利尿、ヘモグロビン上昇などがあり、metabolic effectとして血糖降下、尿酸低下、脂質改善、体重減少、さらに、腎臓の皮質の酸素化の改善等がある。

SGLT2阻害剤のダパグリフロジン(フォシーガ®)が「慢性腎臓病」に対して、保険適応を取得しました。 以前.

IgA腎症は年単位のゆっくりしたスピードで障害が進み、あまり目立った症状がないので、放置されて重症化してから見つかることが多い病気でもあります。

セカンドオピニオンとフォシーガ | IgA腎症とバセドウ病の治療記録

2型糖尿病合併CKDでは、正常アルブミン尿でも腎障害進行抑制効果がある。
糖尿病非合併CKDでは、IgA腎症に代表される慢性糸球体腎炎で効果的である。

ということが発表されました。この研究結果をうけて、2021年8月にフォシーガ®は「慢性腎臓病(未

IgA腎症の治療は、コンセンサスがまだなく施設・医師によって考え方が変わります。

フォシーガに関するブログ新着記事です。|月曜日に喧嘩する|SGLT-2阻害薬、メトホルミンが寿命を伸ばす

また、本剤投与中にeGFRが低下することがあり、腎機能障害が悪化するおそれがあります。

IgA腎症に抗ってみるブログ〜yukito2828 2024年10月16日 12:40

腎機能障害のある患者においては経過を十分に観察し、糖尿病の血糖コントロール改善を目的として使用している患者においては、継続的にeGFRが45mL/min/1.73m2未満に低下した場合は投与の中止を検討してください。

SGLT2 阻害薬(ダパグリフロジン(商品名:フォシーガ), エンパグリフロジン(商品名:ジャディアンス)に

eGFRが25mL/min/1.73m2未満の患者を対象とした臨床試験は実施していません。
なお、重度の腎機能障害患者又は透析中の末期腎不全患者への投与について用量調節の設定はありません。

医薬品リスク管理計画を策定の上、適切に実施すること。 Page 2

腎機能障害のある患者においては経過を十分に観察し、糖尿病の血糖コントロール改善を目的として使用している患者においては、継続的にeGFRが45mL/min/1.73m2未満に低下した場合は投与の中止を検討してください。

・ 糖尿病 “非” 合併 CKD 患者:蛋白尿陽性の CKD(IgA 腎症や巣状分節性糸球体硬化症など)には,原疾患の治療に加

※長らくCKDの新たな治療薬は出てこなかったので、フォシーガの登場に関して腎臓専門医の世界では大きな注目を集めることになりました。

糖尿病の有無に関係なく慢性腎不全に対して、最初にフォシーガ ..

フォシーガ錠は5mgと10mgがあり、必要性や用途に応じて量を調整していきます。

mL/min/1.73m2 未満となった場合には,副作⽤に注意しながら継続する). •

本剤の糖排泄効果は腎機能に依存するため、継続的にeGFRが45mL/min/1.73m2未満に低下した患者では、本剤の血糖降下作用が十分に得られない可能性があります。

糖尿病、心不全、CKDと拡大するダパグリフロジン/AZ・小野薬品

慢性腎臓病は、尿の異常が早期の兆候となり、症状が進行するまで気づかれにくいことが特徴です。
腎臓は血液から老廃物をろ過して尿を作る重要な役割を果たしています。
さらに腎臓は尿を作るだけでなく、血圧を調整するホルモンや赤血球を増やすホルモンを分泌したり、骨を健康に保つためのビタミンDを活性化するなど、重要な役割を担っています。
腎臓の機能が低下すると、血圧やミネラル(ナトリウムやカリウムやカルシウム)や貧血の管理が難しくなり、全身に影響を与えることになります。
腎臓の機能が悪化(慢性腎臓病(CKD)が悪化)するにつれ、ことが知られています。
健康診断や他のクリニックで腎機能障害が指摘された方は、 もご参照ください。
健康診断や他のクリニックで尿蛋白や尿潜血などの尿検査の異常が指摘された方は、 もご参照ください。

いつも通院している腎臓内科とは別の病院でセカンドオピニオンを受診してきました。 ..

重度の腎機能障害のある患者又は透析中の末期腎不全患者では本剤の血糖降下作用が期待できないため、投与しないでください。

IgA腎症以外の免疫の病気でもよく行われる治療です。

腎臓は「血液から不要なものをろ過して尿をつくる」ことからわかるように「血管の塊」です。「腎臓」を守ることを意識することは「血管」を守ることに繋がります。
そして、血管の障害が進むと、腎臓の機能にも悪影響を与えます。高血圧や糖尿病、高脂血症などの動脈硬化を引き起こすご病気が慢性腎臓病を引き起こす主な原因となります。
これらのリスクを管理することが、腎臓の健康を保つためにとても大切です。