ニュージーランド ドル / 日本 円【NZDJPY=X】:掲示板


来週は豪州では豪10月CPIが発表されます。市場は9月の前年比+2.1%から+2.5%へとインフレが加速すると予想しています。豪州では政府がエネルギー料金に対する支援策や、減税により経済を下支えしています。ただ、そのおかげでインフレの勢いがなかなか鈍化しないことも事実です。市場は豪準備銀行(RBA)の利下げ開始は来年の5月辺りだと予想しています。仮に豪10月CPIが市場予想を下回り、CPIトリム平均も前年比+3.0%を割り込むことになれば、市場の織り込む利下げ開始時期が若干前倒しになるかもしれません。ただし、19日に公表された11月のRBA議事要旨では「インフレの急減速は利下げの根拠になる可能性があるが、それが持続可能であると確信するには四半期インフレ指標を複数回確認する必要がある」と示されていました。そのため、利下げ開始時期が一気に早まることはなさそうです。
豪ドルは対米ドルでは今週同様に底堅い動きとなりそうです。豪ドルは資源国通貨で何かしらのリスクが台頭して株価が下落すると、それに追随しやすいとのイメージがあります。現時点で抱えている一番大きなリスクはウクライナ・ロシア情勢です。ただ、ウクライナ・ロシア情勢が悪化した場合、原油をはじめとした資源価格が上昇しますので、資源価格の上昇が豪ドルの下値を支えることになります。また、豪州は南半球に位置しているため、ウクライナ・ロシアからは地理的にも遠い主要国という立ち位置もあります。そのため、ウクライナ・ロシア情勢が悪化した場合、初動ではリスクオフの動きで豪ドルも売られますが、次第に買い戻される展開になりやすいことは留意しておきましょう。また、来週は28日に米感謝祭が控えているため、週後半にかけて米国市場の参加者が減少することから、為替市場も徐々に動意が薄くなることが予想されます。そういったときは無理にポジションを立てる必要はないのではないでしょうか。


ニュージーランドドル円における最新の見通し予想を解説。過去 ..

来週はNZ準備銀行(RBNZ)が金融政策会合を開催します。RBNZはコロナ禍以降のインフレ高騰期に5.50%まで政策金利を引き上げ、ついに今年の8月に25bp(0.25%ポイント)の利下げを実施。その次の会合(10月9日)では50bpの利下げを行っています。
その前回会合以降に発表されたNZの経済指標を見ると、7-9月期消費者物価指数(CPI)は前年比+2.2%と4-6月期の3.3%からインフレの伸びは大幅に減速。7-9月期雇用統計は雇用者が前期比-0.5%と予想(-0.4%)以上に悪化するなど、利下げの影響をあまり感じさせるものではありません。もちろん、中央銀行が金融政策を変更した際に、すぐに実体経済にその影響が出ることは少なく、時間の経過とともに影響が出てくるというのが一般的です。ただ、これらの弱い経済指標の結果、そして主要な経済指標は四半期ごとにしか発表されないNZの特性も考慮して、市場は今回のRBNZ会合では2会合連続となる50bp利下げを予想しています。市場予想通り50bpの利下げが実施されれば、既に市場が織り込んでいることから初動ではNZドルは買い戻されることになるでしょう。ただ、同時に公表される声明次第では再びNZドル売り圧力が強くなることも考えられます。今月上旬に実施された米大統領選でトランプ氏が勝利し次期大統領として指名される見通しです。トランプ氏の掲げる関税政策の影響は、中国や欧州にとってマイナスのイメージとなっていますが、実はNZにとってもマイナスになります。一つは中国がNZの主要貿易相手国であることです。米国の関税賦課により中国経済の回復が遅れることになれば、中国と交易関係の強いNZにはマイナス要因となります。さらに、NZにとって米国は主要貿易相手国の一つであることも懸念材料です。NZから米国に輸出される品目は、主に牛肉やバターやチーズなどの乳製品、羊肉や鹿肉、ワインなど多岐にわたります。牛肉に関しては、ハンバーガーのパテを作る際にNZ産の赤身牛肉と米国産の肉を混ぜて作ることが多いようなので、関税賦課はNZではなく米国の消費者にブーメランのように戻って直撃することになりそうです。一方で、ワインや乳製品など、米国産などで賄える品目については米国の消費者が余程NZ産製品のファンではない限り、代替商品に移ることになるので、NZ経済にとっても悪材料となります。トランプ次期米大統領の実際に打ち出す政策がどのようなものになるかは定かではありませんが、現時点でイメージできるのはNZにとってネガティブなものになりますので、特に対米ドルではNZドルは弱含みやすそうです。

さらに、今年の最終営業日となる30日は、陽線の出現確率がユーロ/米ドル、英ポンド/米ドル、ニュージーランドドル/米ドルで81%、豪ドル/米ドルで71%と高く、米ドル/カナダドルは19%、米ドル/スイスフランは14%と低いので、ここにも「米ドル安」のアノマリーがあります。

NZドル/円見通しズバリ予想、3分早わかり「NZ政策金利」2024年11月27日発表 · Comments.

また、26日も豪ドル/米ドルとニュージーランドドル/米ドルの陽線の出現確率が90%と高く、米ドル/カナダドルは29%と低いので、「米ドル安」の傾向が確認できます。

これを見ると、12月はまず、1日に陽線の出現確率が英ポンド/米ドルで74%、豪ドル/米ドルで77%、ニュージーランドドル/米ドルで82%と高く、米ドルが基軸通貨(分子側)の米ドル/スイスフランでは7%、米ドル/円で27%と低いことから、「米ドル安」のアノマリーがあります。

1-3月期インフレ率が手掛かり材料に / カナダドル週間見通し

以下の表は、過去20年間の米ドルが絡んだ主要通貨ペアにおける、12月の日別の「陽線」の出現確率をまとめたものです。

※上昇要因・下落要因は現在の環境による一般的な目安であり、市場の注目度や見方により真逆の値動きになることがあります

ニュージーランド・ドル/円の為替レートの推移(1980~2024年)

12月はいくつかの日で円安の傾向が確認できますが、特に注目したいのは26日と27日です。上の表を見ると、26日は豪ドル/円とニュージーランドドル/円で陽線の出現確率が100%と、過去20年間で取引が行われていた日はすべて陽線が出現していたという、非常に強い「円安」アノマリーがあります。

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一方ニュージーランド準備銀行は、利上げも検討するとし、利下げには消極的と見られたことからNZドルは堅調に推移しています。 ..

酪農が主力産業で南半球に位置するニュージーランドでは、春にあたる9~11月に搾乳が最盛期を迎え、夏となる12月からミルクやチーズなどの乳製品の輸出が増加します。そのため、12月は輸出で得た外貨をニュージーランドドルに替える動きが強まり、ニュージーランドドル高になりやすいと考えられています。

市場予想通り50bpの利下げが実施されれば、既に市場が織り込んでいることから初動ではNZドルは買い戻されることになるでしょう。

今週の豪ドル/円は99.67円前後、ニュージーランド(NZ)ドル/円は90.48円前後で週初を迎えました。18日(月)に日銀の植田総裁が講演を行うため、「12月の日銀金融政策決定会合で追加利上げを示唆する可能性がある」と前週末にこれまで売られていた円を買い戻す動きが見られました。ただ、植田総裁は講演内で緩和度合いの調整のタイミングについて「先行きの経済・物価・金融情勢次第」とこれまで通りの発言に止め、利上げに関するヒントを出しませんでした。そのため、週を通して円は売られやすい地合いが続きました。19日にはウクライナが米国製のミサイルでロシア領内を攻撃したことで、ウクライナ情勢を巡る懸念が台頭し、一時、豪ドル/円は99.49円前後、NZドル/円は90.13円前後まで弱含む場面が見られましたが、前述の通り円売りは一時的でした。ただ、20日にもウクライナが英国製巡航ミサイルでロシアを攻撃したと伝わったこと、ロシア大陸間弾道ミサイル(ICBM)と思われる兵器でウクライナを攻撃したことなどからウクライナ情勢を巡る警戒感が高まっています。さらに週末、そして来週半ばから始まる感謝祭休暇を前に、次第にリスクを取る動きが後退しました(執筆時)。

NZD/JPY チャート このチャートは、一定期間におけるマーケットの価格推移を視覚的に表したものです。

これを見ると、12月はニュージーランドドル/円とニュージーランドドル/米ドルで15回、ニュージーランド/カナダドルで16回と陽線の出現回数が多く、があります。

[PDF] ニュージーランド、市場の予想通り0.25%の利上げ

NZドル / 円相場は、2000年代の前半の好調な世界経済とともにリスク選好の姿勢が強まり、高金利通貨を求める動きが広がったことや、赤字続きであった財政収支が黒字に転換したことなどから、2007年半ばにかけてNZドル高・円安で推移し、1NZド=97円台まで上昇しました。しかし2008年9月にリーマンショックが発生すると、投資資金が一気に流出したことなどからNZドルは1NZドル=44円付近まで50%以上も急落しました。下げ幅が大きかったのは、先進国通貨や隣国通貨の豪ドルに比べて取引量が小さいことも一つの要因でした。2009年以降は、世界経済の回復とともにNZドルは買い戻され1NZド=60円台まで反発し、以降数年は比較的安定した推移となりました。2012年末からは、アベノミクスによって円安傾向が強まる中1NZドル=94円台まで上昇しました。しかし、2014年終盤からの急激な原油安や、ニュージーランド準備銀行が利下げを示唆したことなどの影響で、円高・NZドル安基調に転じました。
2016年以降70円台を中心とした値動きが続きましたが、2020年に新型コロナの感染拡大による世界的な景気後退が起きると、2020年3月には1NZドル=60円付近まで下落しました。しかしその後、コロナ禍からの回復期待でリスク回避の動きが後退したことから1NZドル=80円台を回復しました。さらに2021年10月にニュージーランド準備銀行が利上げを開始するとNZドルは上昇基調で推移しました。
2024年3月、日銀金融政策決定会合で2013年から続けてきた異次元緩和の終了と約17年ぶりとなる利上げが決定されました。しかし植田日銀総裁の会見などから、緩和的な金融政策が継続されると見られたことから、2024年4月には95円台まで上昇しました。4月末、急速な円安の動きに歯止めをかけようと財務省・日銀による円買い (対米ドル) の為替介入が行われたことから、いったんは90円台まで反落する場面もありましたが、その後も堅調な動きが続きました。一方ニュージーランド準備銀行は5月の会合で金融政策を据え置いたものの、インフレ圧力がなお続いているとして利上げも検討し、利下げ開始の予想も2025年4-6月から同7-9月へと先延ばしさせるなど利下げには消極的と見られたことからNZドルは堅調に推移し、6月には1NZドル=97円とおよそ17年ぶりの円安・NZドル高水準を付けました。

、10月会合では0.50%利下げを実施し、11月会合でも0.50%利下げが予想されている。ニュージーランドドル ..

高金利を背景に投資対象として見られることが多いことから、ニュージーランドの金融政策の方向性が大きな変動要因であるとともに、世界が政治的、経済的に安定している時にはNZドル高になりやすく、反対に混乱するとNZドル安になりやすい性質があります。
また、ニュージーランドは酪農産業が大変重要な地位を占めているため、乳製品最大手フォンテラによる乳製品の買い入れ価格の推移 (GDTニュージーランド価格指数として発表される) が、NZドル相場に大きな影響を与えることが他の通貨と異なった特徴です。貿易相手として輸出入ともに第1位の中国、第2位のオーストラリアの景気に左右されやすい傾向もあります。

外為:NZドル、88円46銭前後と小幅なNZドル高・円安で推移 | 通貨

地理的に近いオセアニアの豪ドルに連動しやすいことからNZドル も資源国通貨のように思われがちですが、ニュージーランド経済は、原油や鉄、銅といった資源価格よりも、農産物市況に影響を受けます。
NZドルの金利は、歴史的に他の先進諸国よりも高くなる傾向があります。そのため世界的に政治・経済が安定している時には、金利狙いの資金が集まりやすく、NZドルも高くなる傾向がある一方、突発的な混乱が生じると、一気に資金が流出して急激なNZドル安となることもあります。
NZドルは、基軸通貨はもちろん豪ドルと比べても取引量が小さいので、基本的に変動幅が大きく、短期的に大幅に値が動きやすい通貨です。

NZD USD | ニュージーランドドル アメリカドル 相場情報

NZドルは資源国通貨と言われていますが、オーストラリアドル(豪ドル)などとは少し性質が異なります。ニュージーランドは酪農業が主要輸出産業であり、全輸出の3割弱を酪農製品が占めています。 そのため、NZドルは原油など資源の価格だけでなく、乳製品といった農産物価格の影響も受けやすいという特徴があります。

98.24-98.28, +0.20 (+0.20%), 12/26 23:41

今週のNZドルは、NZ準備銀行(RBNZ)による0.5%利下げで一時買われる動きも見られたが、円高進行に押され、88円台まで下落した。

109.68-109.69, +0.47 (+0.43%), 12/26 23:41

今週のNZドルは、目立った経済指標の発表が無かったことから、経済的につながりが深い豪ドルにつられる展開となり9月18日以来の87円台まで下落した。

コロナ・ショックからの回復以降は上昇トレンドが続き、2022年に入ってからも0.70ドル前後を堅調に推移しています。

コロナ禍の影響に対処するため、2020年3月に過去最低の0.25%まで政策金利を引き下げたニュージーランド準備銀行 (中央銀行) は、2021年10月に主要国に先駆けて利上げを開始し、その後2023年5月には政策金利を5.5%まで引き上げました。それ以降2024年5月まで7会合連続で政策金利を据え置いています。この間の2024年3月、日銀金融政策決定会合で2013年から続けてきた異次元緩和の終了と約17年ぶりとなる利上げが決定されました。しかし植田日銀総裁の会見などから、緩和的な金融政策が継続されると見られています。一方ニュージーランド準備銀行は、利上げも検討するとし、利下げには消極的と見られたことからNZドルは堅調に推移しています。