痛み止め。効かない?!内服の効果の比較 | 都立大整形外科クリニック
筋肉のコリは筋肉緊張→血行障害→疼痛→交感神経興奮→血行障害+筋緊張→筋肉内環境悪化→神経障害というプロセスで痛みを加速していきます。過剰な筋肉の緊張を抑える薬は痛み止めと並んで悪循環を断ち切るのに有効です。筋肉の収縮を抑制する漢方薬は足の痙攣に効く芍薬甘草湯は筋肉のコリをほぐします。芍薬甘草湯は即効性があるので足がつってから飲んでも間に合いますし、毎日夜中に足がつる方は眠前に飲みますし、ゴルフ帰りに足がつって運転に差し支える方は帰りの車に乗り込む前でも有効です。肩の凝りには葛根湯が有効ですがどちらかと言えば血行改善の要素が大きいかと思います。筋肉のコリをほぐす西洋の薬は筋弛緩剤で、ミオナール、テルネリン、リオレサールなどが用いられますが、痛みを取るのに有効です。
解熱鎮痛剤であるカロナールやロキソニンは、喉の痛みに対しても効果があることが多いです。 ただし、薬の効果があるのは一時的で数時間ほどです。
整形外科の先生はプロサイリンなどのプロスタグランディン系の薬をよく使います。降圧が必要な高血圧の患者さんではα遮断薬という末梢血管を広げる降圧薬が神経周囲の末梢血行改善に使えます。他に血管を安定化するビタミンEも用いられます。強心効果と抗血小板機能と血管拡張効果を持つプレタールは有効ですが、頻脈や上室性期外収縮誘発の副作用に注意します。体液を増加させると神経痛を起こしている末梢の血流は改善しますが、手軽なのは経口補水液です。ただ水分を取るだけではまず吸収が遅く、次に体液の希釈が利尿を誘発して体液が増えません。塩分、糖質、カリウムやマグネシウム、蛋白、血球の存在は血流維持に役立ちます。ですから味噌汁、スープ、そばうどん、ラーメン、野菜、果物、魚、赤身肉、鉄分、食事全般の十分な摂取が末梢血流を改善して痛みの軽減に役に立つのです。高血圧を気にして塩分制限が広まってはいますが、痛みで苦しむ方に減塩は逆効果の場合もありますのでご注意を。低周波の電気刺激装置も痛みの改善に効果があります。電気刺激は筋肉を動かして血流を改善して、痛みを減らすマイオカインを分泌させると考えられます。針やマッサージも悪循環に陥った神経と筋肉緊張をリセットする効果がありそうです。
緊張は自律神経の興奮をきたし、全身の血行障害をきたし、神経の障害に繋がります。また痛みに対して過敏になりますので、緊張と痛みは悪循環を引き起こします。ロフラゼプ(メイラックス)のような超長時間作用型の安定剤は癖になりにくくて内科では使いやすいです。切れ味がマイルドで効いた感じがさほどでもない事と、完全に切れるのに1週間かかるので、翌日に切れて飲まなきゃ、という感じになりにくいので薬に依存している感じになりにくいと思います。1週間継続すると安定しますので、昼間の眠気があれば半量にしたり隔日投与にします。頓服ではデパスのような、より短時間の薬も用いられます。
オラセフ · シムジア · セレコックス · アローゼン、プルゼニド ; 抗菌薬 · 抗リウマチ薬 · 解熱鎮薬 · 消化器系薬.
ロキソニンの効かない痛みには血行障害に加えて神経の障害を考える必要があります。整形外科ではプレガバリン(リリカ)という薬が良く用いられますが、めまい、立ち眩み、眠気の症状が起こりやすいようです。内科では最近はミロガバリン(タリージェ)という後発の薬が良く用いられます。2.5mgを朝夕2回で始めて10点の痛みが8点になればしめたものです。5mg→10mg→15mgと増やせれば痛みが2-3/10点になり、嫌みから解放されることになります。眠気と立ち眩みが副作用ですので、副作用が出る方は夕のみの内服にするのも一つの方法です。すべり症、脊柱管狭窄症、坐骨神経痛による腰から足の痛み、後頭神経痛の痛みには3-4割の方に有効で、中には人生が変わるほど効く方もいらっしゃいます。
当院では門前薬局の椿メディカル様を中心に、各薬局様で取り換えていただくことのできる処方箋を発効しております。ご自分のかかりつけ薬局にて、必ず3日以内に引き換えてもらいましょう。3日を過ぎるとお薬に変えてもらえなくなってしまいます。お気を付けください。
・カロナールは喉の痛みに効く?服用時のポイントや効かない場合の対処法を解説 ..
とばい菌がいると予想される部位の炎症を呼びます。そのため風邪というのは色々な疾患を含んだ総称なのです。一番風邪と言われる中で多い症状がのどの痛み=咽頭炎ではないでしょうか?咽頭炎の原因となるばい菌ですが、割がウィルス性となります。
セレコックス(一般名:セレコキシブ)は、抗炎症作用と鎮痛作用を併せ持つ非ステロイド性抗炎症薬(NSAID:エヌセイド)の一種です。痛みのもとともいわれるプロスタグランジンを合成する酵素「COX-2」を選択的に阻害し、抗炎症・鎮痛作用を発揮します。
なお、「セレコックス」という名前は、一般名である「セレコキシブ(Celecoxib)の下線部分に由来します。
リウマチや腰などの痛みを抑えるために、セレコックスはよく処方されます。 ..
ブルーライトによる眼精疲労、緊張、脱水、睡眠不足、カフェイン過剰、ミネラルのアンバランス、高血圧など様々な原因で、血行障害、筋肉の緊張によって起きる神経痛には、環境を整える複数の要因の改善が必要です。ロキソニンのような抗炎症薬が効かないときは血行障害を考えましょう。原因と思われる原因を除去したうえで、血流改善の為には、まずイワシ油のEPAの投薬で血管拡張と血流安定を計ります。体液の増加と血管拡張のためには風邪薬の葛根湯が有効で、継続的な体液貯留による血行改善には補中益気湯も有効です。痛みの原因についてウィルス感染が疑われる場合は葛根湯あるいは麻黄湯もよく効きます。慢性の疼痛に対する内科の最初のアプローチとしてはEPAと葛根湯の組合わせが安定した効果を持ち、頭痛、肩こり、腰痛、四肢の痛みは半分以下になる事が多いようです。高血圧の方は適切に降圧すると、頭痛や体の痛みはかなり改善します。
多くのNSAIDは、COX-2を阻害すると同時に胃などの臓器を保護する作用があるCOX-1も阻害してしまいます。そのため、副作用として胃痛などが生じやすいという欠点があります。
しかし、セレコックスはCOX-2に対する選択性が強いため、他のNSAIDに比べると胃痛などの副作用が起きにくいという特徴があります。この点が、他のNSAID(ロキソニンなど)との違いです。
また、作用持続時間が長いため、1日2回の服用で十分な効果が期待できるのも特徴の一つです。
[PDF] セレコックス錠 100mg セレコックス錠 200mg
また喉という部分は、食べ物や空気の通り道の入り口です。そのため咽頭炎も重症化して、
・この薬は炎症症状や痛みをやわらげますが、炎症などの原因を取り除いてその
リリカは、ケガやヤケドなどをしたときに起きる「炎症性の痛み」ではなく、何らかの理由で神経が圧迫・障害されることで起こる「神経性の痛み」を和らげる薬です。
「炎症性の痛み」には、NSAIDsと呼ばれる一般的な鎮痛薬(ロキソプロフェンやイブプロフェンなど)がよく効きますが、NSAIDsは神経性の痛みにはあまり効果がありません。
一方、リリカは神経から「痛みの信号」が過剰に出るのをおさえる作用があるため、「神経性の痛み」を和らげることができます。神経が障害される病気・症状はいろいろありますが、代表的なものとして帯状疱疹後神経痛などがあります。
医療用医薬品 : セレコックス (セレコックス錠100mg 他)
リリカは、通常の痛み止めのように飲んで数十分後に痛みが和らぐような薬ではありません。一定期間服用し続けることで効果が発揮されますので、毎日続けて飲むようにしてください。
服用を始めてしばらくしたら、症状に合わせて薬の量を加減します。痛みが落ち着いてきたら、薬の減量や中止も検討していきますので、根気よく治療を続けましょう。
[PDF] セレコキシブ錠 100㎎・200㎎「ニプロ」 を服用される患者さんへ
(帯状疱疹後神経痛・糖尿病によるシビレや痛み等、外傷はないが神経そのものが原因で起きる痛み)
この痛みには、一般的に抗てんかん薬、抗うつ薬(三環系抗うつ薬・SNRI)が効果があると言われ、又、最近では、神経痛治療薬のリリカや痛みに対する有効成分を組み合わせたトラムセットが開発され、薬の選択肢が増えました。
[PDF] セレコキシブ錠 100mg「日新」 セレコキシブ錠 200mg「日新」
通常、成人には初回のみ400mg、2回目以降は1回200mgとして1日2回投与。ただし、投与間隔は6時間以上あける。
頓用の場合は、初回のみ400mg、必要に応じて以降は200mgを6時間以上あけて投与。ただし、服用回数は1日2回まで。
しゃがれ声、しゃべりにくい、眼と口唇のまわりのはれ、血を吐く、
リリカには、カプセルとOD錠(口腔内崩壊錠)の2つの剤型があります。
OD錠は少量の水あるいは唾液で簡単に溶けるため、カプセルに比べて服用しやすく、嚥下機能が低下している方でも使用しやすい剤型です。しかし、濡れた手で触ると溶けてしまいますし、PTPから出した状態で長期間放置すると硬度が低下するおそれがあります。
したがって、リリカOD錠を取り扱う際には湿気や水分に注意し、PTPから出したあとはできるだけ速やかに服用してください。
なお、カプセルとOD錠で効果や作用発現時間に違いはありません。
歯ぐきの出血、嘔吐(おうと)、吐き気、のどの痛み、ひどい口内炎、
セレコックスの副作用として報告が多いのは、発疹、眠気、腹痛、口内炎、下痢などです。
また、セレコックスの重大な副作用として以下の症状が報告されています。
ロキソニンとセレコキシブは、同じプロスタグランジンのもととなる酵素(COX)を阻害することによって炎症や痛みを和らげます。
通常、初期用量としてリリカ150mgを1日2回に分けて投与し、その後1週間以上かけて1日用量を300mgまで増やしていきます。用量は年齢・症状により適宜増減しますが、1日の最高用量は600mgまでで、いずれの用量でも1日2回の投与になります。
鎮痛作用や炎症を抑える作用のある薬が効くことがあります。 ..
セレコックスを服用すると、めまいや傾眠(うとうとする程度の軽い眠気)があらわれることがあります。
めまいの発生頻度は1%未満、傾眠の発生頻度は5%未満とされていますが、セレコックス服用中に自動車の運転など危険をともなう作業に従事する場合は、十分に注意してください。
セレコックス錠100mg | くすりのしおり : 患者向け情報
通常、初期用量としてリリカ150mgを1日2回に分けて投与し、その後1週間以上かけて1日用量を300mgまで増やしたあと、300~450mgで治療を継続します。用量は年齢・症状により適宜増減しますが、1日最高用量は450mgまでで、いずれの用量でも1日2回の投与になります。
効くため今でも第一選択肢として活躍します。一方で溶連菌は決して軽視できない病気です。お子様だと、
(膝をすりむいたり、熱いヤカンに触れた時の痛み等、外傷)
一般的な痛みで多くの方がイメージする痛みのほとんどがこの痛みで、「痛い」と感じている傷の場所で炎症が起き、痛みセンサーを興奮させる反応が生じて起こる痛みです。この痛みの治療の代表薬が、普段、皆様が病院や薬局で処方される痛み止めで、大半が非ステロイド鎮痛薬(NSAIDs)で、ロキソニン・セレコックス・ボルタレン等です。これらの薬は、①の痛みで起きる“炎症や痛みセンサーを興奮させる反応”を抑えてくれます。言い換えると、NSAIDsが効くという事は①の痛みの可能性が高く、その薬が合っている痛みと言う事ができます。他方、これらの薬では痛みが少ししか改善しない、又は、全く効果のない場合、感じている痛みは後述の②~④の痛み、又は、①~④の痛みが組み合わさっている状態と考えられ、この状態でNSAIDsを飲み続けるといたずらに服薬量が増えたり、効果はないけれども副作用の可能性が高くなることもあります。
非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs)(内服薬・坐剤・注射剤)
我々も患者様のニーズを第一に考えて診療に従事するように努めておりますが、初対面で意思疎通ができず患者様にご迷惑をかけてしまうこともあるのが、咽頭炎の厄介なところです。そのため当院ではウェブ問診で、
ロキソニン; アスピリン; セレコックス; ボルタレン; ナイキサン.
リリカの成分に過敏症の既往歴がある方は、服用を避けなければなりません。
また、頻度の高い重大な副作用として、めまい・傾眠・意識消失などが報告されています。そのため、自動車などの運転や高所での作業、危険をともなう機械の操作などはしないでください。特に高齢の方は転倒のリスクが高いため、気を付けてください。
(一般名:プレガバリン)は、神経障害が原因であらわれる痛み ..
セレコックスと他の消炎鎮痛剤との併用は避けてください。複数の消炎鎮痛剤を併用すると、副作用が増悪されるおそれがあります。
ただし、医師が必要と判断して処方している場合はこの限りではありません。他の医療機関から痛み止めが処方されている場合は、念のため診察時にご相談ください。