日本 円 / 台湾 ドル【JPYTWD=X】:為替レート・相場
5年前のレートと比べてかなり円安が進み、台湾国内の物価高とのダブルパンチで、ひと昔前に台湾に行った方だと高く感じる部分は多いと思います。
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国内旅行と同じぐらいの費用で楽しめるとはいえ、やはり円安の影響は気になりますよね・・・。できる限り無駄な出費は抑えたいところ。
台湾通貨に対しても日々円安が止まりません。物価が比較的安いとはいえ、今台湾旅行を迷ってる方も多いのではないでしょうか。
台湾 ドル / 日本 円【TWDJPY=X】:為替レート・相場
このような資産分散戦略を採用することで、異なる通貨建ての資産が相互に補完し合い、円高や円安のいずれの状況でも一定のバランスを保つことができます。結果として、為替変動が資産全体に及ぼす影響を軽減し、より安定的な資産管理が可能となります。
外貨保有者:特に、台湾ドルを保有する駐在員などは、円安が必ずしも不都合とは限りません。2021年まではTWD1.00=3円台だったものが2023年はTWD1.00=4円台が定着しており、たった2年で約20%も台湾ドルが価値を上げた計算です。
て掲載しています。 1ニュー台湾ドル → 4.7593円 (参考: 1円 → 0.2101ニュー台湾ドル) ※2024年11月の平均レート
最近では急激な円安が顕著ですが、もともとドル円の相場は非常に安定していました。過去22年間、ITバブル、リーマンショック、ユーロ危機、東日本大震災など、様々な出来事がありましたが、おおよそUS$1.00=100円±20円の範囲で推移してきました。しかし今回は、米国の金利引き上げをきっかけに、久しぶりにこのレンジをはみ出してきたのです。
台湾在住の方々にとって、保有する台湾ドルは今回の円安に対するリスクを一定程度軽減する役割を果たしています。このようなリスク分散の取り組みは、海外在住時に限らず、日本帰国後も継続することが賢明です。さらに、台湾ドルだけでなく、米ドル、ユーロ、中国元などの主要通貨にも資産を分散することで、より効果的なリスク分散が可能となります。
2022年、台湾ドルはアジア最強の通貨に。台湾ドル高の理由を解説。
その結果、海外株式市場では資金の引き揚げが見られ、米ドルは買われてドル高に推移し、逆に他の通貨、日本円を含む、はるかに幅広い通貨が下落圧力を受けることとなりました。
しかし、台湾では円安でも日本より安く抑えられる分野はあるし、節約術を使ったり無料の観光スポットを中心に巡ったりすれば、意外と安く済ませられるもの。
円は151円台半ば、米経済指標見極め-台湾地震や日銀オペでやや動く
「お金がどんどんなくなる」「台湾の物価って、こんなに高かったっけ」。ことしに入って沖縄の知人が何人か台湾へ旅行に来た。旅は楽しいが、ふとした時に、こぼしたり、目を丸くしたりする。円安は、台湾元との間でも進行中だ▼海外で買い物をする時、日本円に換算して高いか安いかを考える人は少なくないだろう。筆者も例外ではない▼原稿を書くためによく利用する近所のカフェ。同じコーヒーを頼み、同じ値段を払っても、日本円に換算して帳簿に付けてみると、じりじりと値上がりしていることがわかる▼筆者が新北市内に借りているワンルームは、2016年の契約時には月額8100元だったが、7年後に8400元になった。3%程度の値上げである。同じ時期に日本円は台湾元に対して3割ほど値下がりした。家賃を日本円に換算してみると、1万4000円ほど値上がりとなり、ほぼ4万円となった▼もっとも、高いばかりではない。バスの初乗り運賃は台北市内では15元だ。70円に満たない。かなり安いといえるだろう▼石垣島から那覇に出て、県庁の辺りまで行くとする。那覇空港からの運賃はバスでもモノレールでも200円を超える。都内でも百円玉1個では乗れない。日本の物価はリーズナブルなのか、そうでもないのか。(松田良孝)
JPY / TWD 通貨チャート日本円 から 台湾ニュードル のレート | Xe
このところの国際金融市場においては、米国におけるインフレ鈍化の動きが確認されるとともに、米FRB(連邦準備制度理事会)による利下げ実施が意識される状況を反映して米ドル高の動きに一服感が出ている。ここ数年の多くの新興国では、商品高やコロナ禍一巡による経済活動の正常化の動きに加え、米ドル高による自国通貨安が輸入インフレ圧力を増幅させる形でインフレが上振れする状況に直面してきた。よって、多くの新興国は物価と為替の安定を目的とする断続利上げを余儀なくされるとともに、その後も長期に亘って引き締め策を維持する必要に迫られた結果、物価高と金利高の共存が景気の足かせとなる懸念に直面している。他方、世界的なインフレを招いた商品高は一昨年末以降に一巡する動きがみられたほか、こうした動きを反映して多くの国で上振れしたインフレも頭打ちに転じるなど物価を取り巻く環境は変化している。しかし、その後も国際金融市場における米ドル高を受けた自国通貨安が輸入インフレ圧力を招く懸念がくすぶるとともに、アジア新興国においては異常気象を理由とする食料インフレ圧力が強まっており、食料品を輸入に依存する国々にとっては自国通貨安の悪影響が色濃く現われやすい状況が続いている。こうしたなか、食料品やエネルギーなど生活必需品を海外からの輸入に依存している台湾では、中銀が台湾ドル安によるインフレの再燃を警戒して3月の定例会合において4会合ぶりの利上げに動く一方(注1)、先月の定例会合では政策金利を据え置くも、このところの不動産価格の上昇に対応して預金準備率を引き上げるなど金融引き締めの動きを維持する対応をみせている(注2)。インフレ率は一昨年半ばを境に頭打ちの動きを強めてきたものの、足下では食料品やエネルギーなど生活必需品を中心にインフレ圧力がくすぶる展開が続いており、台湾ドル相場や住宅価格の動向に応じた政策調整を迫られる展開が続いている。こうしたなか、上述のように足下では米ドル高の動きに一服感が出ており、多くの新興国通貨は上昇に転じて輸入インフレ圧力の後退に繋がる動きがみられるものの、台湾ドルについてはジリ安の展開が続くなど他の新興国通貨と異なる動きをみせており、輸入インフレの懸念がくすぶる展開となっている。この背景には、11月の米大統領選の行方が米国の対中政策に影響を与えるとともに、台湾情勢に少なからず影響を与えることが警戒されている。さらに、共和党候補のトランプ前大統領は台湾の半導体産業を念頭に、米国の対アジア戦略への『ただ乗り』を批判する姿勢をみせるなど何らかのディール(取引)を示唆する発言を行っている。また、米国による対中姿勢の硬化を受けて仮に両国が台湾周辺における軍事活動を活発化させることにより偶発的な衝突に繋がるリスクが意識される懸念も高まっている。そして、米国が中国に対する半導体規制を強化するとの警戒感が広がっており、金融市場においては半導体関連銘柄などで株価に下押し圧力が掛かる動きがみられるなか、世界的に半導体関連産業の集積度合いが高い台湾に対しても売り圧力が掛かりやすい地合いとなっていると捉えられる。こうした外部環境も影響して、台湾は株式、通貨(台湾ドル)、債券のすべてに売り圧力が掛かるトリプル安に直面に直面している。なお、民主党候補であった現職のバイデン大統領は大統領選からの撤退と、ハリス副大統領を大統領候補として支持する方針を明らかにしており、今後の大統領選を巡る動きが変化する可能性は高まっている。しかし、いずれの候補が勝利した場合も米中摩擦が早々に解消する見通しは立ちにくい上、台湾問題が複雑化することも予想されるなかで台湾ドルを巡る状況に不透明感がくすぶる展開が続く可能性は高まっている。