「ドルインデックス」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書


ICEのドルインデックスは、他のドルインデックスに比べユーロの比率が高いため、対ユーロでのドルの強弱の影響を受けやすいところがあります。そのため、次のドルユーロのチャート(ユーロドルを上下逆さにしたチャート)のように、ドルユーロと近い値動きになりやすいのが特徴です。


ドルインデックス(米ドル指数)とは?計算式やドル円との相関関係をわかりやすく解説-レポート発表元:DailyFX.

一方で次のドル円の同じ期間のチャートを見ると、ドルユーロの場合に比べ、相関性が低い動きとなることがあるのが確認できます。つまり、FX市場全体ではドルが強くなっているにも関わらず、ドル円は下落していたり、逆にドルが弱くなっているにも関わらず、ドル円が上昇しているような状況もあるということです。

ドル円相場が大きく動く中、外貨への投資でリターンを得たいのであれば、それぞれの通貨の需給バランスを把握することが肝要だ。ただし、需給の強弱を知るには、ドル円の為替チャートを見ているだけでは十分とは言えない。ドル円相場の動きに関してより深く分析したいなら、ドル指数にも着目すべきだ。

最終回ということで今回はドルインデックスのチャートを見てみましょう。週足チャートです。 XMASウィークで動意薄の一週間 3枚目の画像

前述したように、ドルインデックスが上昇している場合は主要通貨に対し米ドルが強い(買われている)、下落している場合は弱い(売られている)と判断するのが一般的です。しかし、もう一つドルインデックスの使い方があります。それは、現在の相場はどの通貨で動いているのかを分析することです。

ドル円とドルインデックスの動きの方向性に注目すると、同じ方向を向いているときは、相場がドル中心で動いており、一方で方向が逆の場合は円やユーロのいずれかの強弱が目立つ状況になっていると考えることができます。この点を踏まえて、ドル円、クロス円のチャートを見ると、ドル円とドルの方向性が異なる場合はユーロ円等のクロス円の通貨ペアでトレンドが発生し、大きな動きとなっている場合が多いです。

DOLLAR INDEX SPOT (DXY) スポットレート

次のチャートは上のドル円のチャートと同じ期間のユーロ円のチャートですが、ドルインデックスとドル円の動きが逆行するような動きとなっているところでは、ユーロ円でトレンドを形成しているのが確認できます。このような場合は、ドル円で取引を行うよりもクロス円で取引を行った方が方向感が出やすく、値幅を狙うことができます。

トレードする銘柄をチェックするときには、必ず月足、週足、日足の流れを確認します。例えば、このドルインデックスであれば、月足が「第1ステージ」週足が「第1ステージ」日足が「第1ステージ」月足はステージが第3ステージまで調整してから第1ステージですので、押し目買いのトレンド継続ですので、高値を更新するかどうかに注目。週足はトレンド継続の流れとなっています。日足も帯が支持帯となってトレンド継続となっていますね。月・週・日の流れを確認することで、トレンド継続を狙うか、トレンド転換を狙うか、もみ合い放れを狙うか、を見極めていきます。トレンドの流れに素直にトレードしましょう。

ドルインデックスとは、ユーロ・円・ポンド・スイスフランなど複数の主要国通貨に対する米ドルの強さや価値を指数化したものだ。

ドルインデックスとは、ユーロや円、ポンドなど主要な通貨に対する米ドルの強さを示した指数です。一般的に、ドルインデックスが上昇していると主要通貨に対して米ドルが強い(買われる)と判断し、下落していると米ドルが弱い(売られる)と判断します。

構成通貨の数が異なると、どのドルインデックスを見れば良いか迷ってしまうかもしれないが、米ドルの大体の方向性を確認することが目的であれば、どのドルインデックスでも大きな問題は生じないだろう