抗アレルギー剤, クラリスロマイシン, カルボシステイン療法
ロイコトリエンとは、体の中でアレルギーや炎症反応を起こし続けるためのシグナルとなる、ホルモンのような働きをするもの(脂質、エイコサノイド)です。気管支喘息の原因にもなっています。抗ロイコトリエン薬は、体の中でロイコトリエンからのシグナルを受け取っている場所に先回りして、ロイコトリエンのシグナルを体が受け取らないようにすることで、ロイコトリエンがアレルギーや炎症反応を起こし続けないようにする働きがあり、炎症を抑える効果を示します。
抗ロイコトリエン薬は、鼻ポリープを伴う副鼻腔炎に勧められています。
副鼻腔炎におけるカルボシステインの併用効果の詳細情報です。進捗 ..
医学的には3か月以上続く場合を慢性副鼻腔炎と定義しています。急性副鼻腔炎が契機になって生じた細菌感染を原因とします。時に鼻茸(ポリープ)を伴います。
従来型の副鼻腔炎(化膿性副鼻腔炎)のほかに、気管支喘息を合併する好酸球性副鼻腔炎という難治性の病態も存在します。
ほかには、真菌(カビ)が原因となる副鼻腔炎や上の歯が原因となる歯性上顎洞炎もあります。
ステロイド剤にはアレルギー反応や炎症を抑える効果、水分を調節する効果などいろいろな効果を持つお薬です。
よく効くお薬ですが、いろいろな作用がある分お使い頂く場合には副作用のことも考えなくてはいけない薬剤です。点鼻用のステロイド剤は鼻にしっかり効果がある一方、最近の点鼻薬はほとんど鼻以外には作用せず、体内で作用する割合はごくわずかで1%以下と言われています。そのため、体への副作用をあまり心配せず使えるようになっています。
鼻ポリープのある無しにかかわらず、すべての副鼻腔炎に効果があります。
・クラリス(クラリスロマイシン)、副鼻腔炎の原因として細菌感染が疑 ..
副鼻腔炎の初期や膿性の鼻漏がひどくなった時には、殺菌作用のある抗生物質を使用します。
海外では副鼻腔炎の状態別に抗生物質の種類が細かく示されているものもありますが、主要なマニュアルを作成している欧米の国々とは副鼻腔炎の原因となる細菌が異なりますので、年齢や状態、細菌検査の結果によって、症状に最適と思われるお薬を処方します。
副鼻腔炎の治療はポリープがあるかないか、鼻づまりがあるかないか、膿性の鼻水が増えていないかどうかなど、症状に合わせて治療を組み合わせます。
慢性副鼻腔炎患者を対象に、カルボシステイン又は実薬対照である L-システイン ..
抗生物質にはペニシリン系、セフェム系といった、様々な種類があります。マクロライド系と呼ばれる抗生物質は、細菌を抑える抗生物質としての働きもあるのですが、それ以外にも炎症を調整したり、水分を調節したり、抵抗力をつけるために細菌が作り出す物質を抑えたりするなど他の抗生物質にはない作用があり、少しずつ長期間内服する(長期少量持続療法といいます)ことで、肺や副鼻腔の慢性の炎症に効果があることがわかっています。
マクロライド系抗生物質による治療は、鼻ポリープのない副鼻腔炎に、特に勧められています。
●後鼻漏の治療
原因疾患の治療を行います。副鼻腔炎については、マクロライド系抗生物質(クラリスロマイシン)には鼻副鼻腔粘膜の線毛運動活性化作用があり、カルボシステイン(去痰剤)を併用することで繊毛運動活性化が活発化されると言われています。薬物治療で改善がない場合、内視鏡下での鼻副鼻腔手術が必要になる場合があります。ただし、手術を行っても後鼻漏の症状が完全に消失しない場合もしばしばあり、特に鼻副鼻腔粘膜に好酸球が多い場合、手術を行っても後鼻漏は改善しないことが多いとの報告もあります。
アレルギー性鼻炎に対しては、副鼻腔炎ほど後鼻漏は問題にはならないと思われるが、抗アレルギー剤の内、ロイコトリエン受容体拮抗剤(キプレス、オノンなど)が有効との報告があります。
加齢性変化に対しては、症状の軽減は容易ではありませんが、マスクの着用や体を温めて鼻腔咽頭口腔の保湿を行う。また漢方薬の小半夏加茯苓湯(ショウハンゲカブクリョウトウ:ツムラ21番)が有効との報告もあります。
また、上咽頭炎に対しては、Bスポット治療といって、塩化亜鉛溶液を浸した綿棒を鼻腔後方に塗布する治療もあります。
当科では患者さんと相談の上、生理食塩水で鼻から副鼻腔にかけて洗浄を行い、通院医療を行っています。
カルボシステイン群で副作用は認められなかった3)。 〈慢性副鼻腔炎の排膿〉
●後鼻漏の原因となる鼻副鼻腔疾患
① 慢性副鼻腔炎;化膿性の副鼻腔炎であり、鼻粘膜から分泌される分泌液の粘度が増加し、後鼻漏症状を引き起こすと言われています。後鼻漏を訴えられる最も多い疾患であり、日本では副鼻腔炎の患者さんの80~84%に後鼻漏が見られ、その28~31%に咳嗽が認められたとの報告があります。鼻汁は鼻粘膜の細胞表面にある線毛運動により前方から後方にかけて流れています。本来なら嚥下運動(飲み込み)の際に、軟口蓋の上昇(食物が鼻腔に逆流しないため、口蓋垂の部分が鼻腔後方に蓋をします)する際に、鼻汁が切断され、鼻腔や咽頭に残った感覚は少ないのですが、副鼻腔炎の場合、鼻汁の粘度が上昇しているため、鼻腔後方や咽頭に残った感覚が続いてしまいます。
② 好酸球性副鼻腔炎:①と異なり、アレルギー性の副鼻腔炎。アレルギー性変化の際に増加する白血球の好酸球が鼻粘膜に多いほど、後鼻漏症状の改善が遅れると言われています。
③ アレルギー性鼻炎:後鼻漏の原因として副鼻腔炎に次いで頻度が高い疾患と言われています。副鼻腔炎に比べて鼻汁の粘度が低いため臨床上問題になることは少ないが、アレルギー性鼻炎の患者が疫学的に増加していることに伴い、後鼻漏との関連が注目されています。鼻汁増加により鼻汁の停滞および鼻腔容積の減少が起こり、鼻腔通気の減少により鼻呼吸が妨げられ、咽頭粘膜の乾燥による知覚異常が起こり、後鼻漏症状が起こると言われています。また、咽頭粘膜自体に好酸球浸潤が起こり、咽頭喉頭アレルギーの存在も考えられています。
④ かぜ症候群:副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎についで多い。副鼻腔炎を併発すれば鼻汁粘度が増加し、繊毛運動の低下も伴い後鼻漏となる。
⑤ 鼻中隔湾曲症、肥厚性鼻炎:鼻粘膜の内、下鼻甲介には中鼻甲介や上鼻甲介と異なり、腺組織が多く、炎症や機械的刺激が加わると後鼻漏の原因になります。また、鼻中隔結節(左右の鼻腔を隔てる軟骨組織を支える、骨組織)を覆う粘膜にも鼻腺組織が多く、機械的刺激やアレルギー性変化に伴って後鼻漏の原因となることもあります。
⑥ 上咽頭炎:鼻咽頭炎とも呼ばれる疾患で、鼻の奥にある上咽頭が炎症を起こす病気です。鼻と喉の境目にあるこの部位に細菌やウイルス、もしくはアレルゲンによる刺激により上咽頭炎が引き起こされます。ここにはアデノイド(咽頭扁桃)と呼ばれるリンパ組織があり、7から8歳を境に徐々に小さくなってくることが多いですが、上咽頭には鼻腔後方と中耳をつなぐ耳管(じかん)の開口部があり、上咽頭に炎症が起こると、鼻汁鼻づまり、咽頭痛や違和感の他に、耳の痛みや難聴、耳の閉塞感といった中耳炎を合併することがあります。
●後鼻漏の病態構成要素、症状
① 鼻汁の過分泌:鼻汁は鼻粘膜の血管からの組織液の漏出や粘膜上皮細胞である杯細胞と粘膜固有層の鼻腺細胞が産生する分泌粘液から成り立っています。鼻汁は、一部は気化して吸気の加湿に役立てられますが、その殆どは鼻腔の粘液線毛機能によって後鼻孔から咽頭に流れ、嚥下されて消化管へと排泄されます。鼻腔、副鼻腔から分泌される分泌液の量は1日に1~6リットルと言われていますが、前述のとおり、殆ど嚥下されるので一般的に自覚することはあまりない場合もあります。鼻汁分泌増加の機序としては、a.直接的経路であり、鼻腺や血管が刺激を受けることにより、分泌の増加と血管拡張を伴い、血管の透過性が亢進し、血管外への組織液の漏出亢進を惹起すると言われています。もうひとつは、b.知覚神経終末の刺激により分泌が促進されます。鼻粘膜上皮、粘膜固有層の鼻腺、血管には鼻の知覚神経である三叉神経由来の神経線維が豊富に分布されており、機械的刺激や様々なアレルゲン(花粉やハウスダストなど)の刺激により神経線維から神経伝達物質が放出され、その結果血管の拡張、液体成分の血管外漏出が起こり、鼻汁の増加、後鼻漏が増加すると言われています。
② 鼻粘膜の線毛運動の低下と鼻汁性状の変化:鼻副鼻腔粘膜上皮層は粘液で覆われておりその組成が副鼻腔炎などの炎症疾患により、粘性、弾性が増加して、いわゆる『痰や鼻汁の切れが悪くなる。』状態となり、後鼻腔から咽頭へと垂れ下がり、後鼻漏が悪化すると言われています。
③ 鼻粘膜の知覚過敏:後鼻腔から上咽頭の領域には知覚神経が豊富に分布しており、三叉神経(12本ある脳神経の内、5番目の神経)の内、2番目の繊維が上咽頭や軟口蓋に分布しており、舌咽神経(脳神経の9番目の神経)が耳管(鼻腔の奥にあり、鼻と耳をつなぐルートがあり、鼻腔の奥に開いています。気圧の調節を担っています。)周囲や咽頭後壁や口蓋扁桃に分布しています。咽頭粘膜の乾燥による刺激により、これらの神経が刺激され、後鼻漏の症状が増強されやすくなります。これらの現象は加齢による変化に伴って増加することが多いと言われています。組織学的に鼻粘膜上皮の高さは、50歳代まではほぼ一定であるが60歳以上になると上皮が菲薄化すると同時に、上皮内の基底細胞の数が減少すると言われています。また、鼻粘膜の水分蒸散量は加齢に伴って増加する傾向にあり、その結果鼻粘膜の乾燥感の原因ともなる。
④ 慢性の咳嗽:後鼻漏の成分が直接的に起動粘膜に分布する咳受容体を刺激して、咳を誘発すると言われています。
咽頭炎や気管支炎、副鼻腔炎などの菌が原因でおこる症状を和らげます。またピロリ ..
鼻洗浄が有効であることはわかっています。また、喫煙しているのであれば禁煙は必須です。急性副鼻腔炎時にはプールも避けておいた方がよいでしょう。あとは、適切な食事、睡眠時間など体の免疫力を下げないように努めることは重要です。
[PDF] 小児副鼻腔炎に対するマクロライド少量長期投与療法の
急性副鼻腔炎の初期はウイルス感染によって引き起こされるため、症状が軽く、3~5日程度の経過でしたら自分の免疫力で自然軽快することがあります。1週間程度症状が持続してしまう場合は、細菌感染に置き換わっている可能性が高いため、病院への受診が必要です。数か月に及ぶ慢性的な症状がある場合は、耳鼻咽喉科を受診した方が良いと思います。
急性気管支炎、気管支喘息、慢性気管支炎、気管支拡張症及び肺結核の去痰、②慢性副鼻腔炎 ..
子どもの副鼻腔は、2歳頃から発達し始めて、17歳頃にほぼ完成する器官です。生まれたての新生児期の副鼻腔は、まだ直径1㎝程度で鼻腔とも繋がらず骨髄で形成されています。そのため、小さい子どもの副鼻腔炎はないとされています。
しかし、4歳~6歳頃になると、副鼻腔の通路が広がり炎症を起こしやすくなるので注意が必要です。
子どもは鼻腔と副鼻腔を繋いでいる穴が小さいため、鼻風邪から容易に副鼻腔炎を発症します。また、同時に鼻の奥と耳の中を繋いでいる耳管という細い管も短いため、副鼻腔炎を起こしていると中耳炎も起こしやすくなります。
一方で成人の副鼻腔炎に比べて治りやすという特徴もあります。
治療は成人と同じで、抗生物質が中心になります。
当院ではレントゲンやファイバー検査を用いて確実な診断治療を心がけています。
「副鼻腔炎」に関する薬一覧[処方薬(ジェネリック)](255件)
主に慢性副鼻腔炎に対して行われます。(一部の重症な急性副鼻腔炎にも行われます)
現在は、鼻の穴からカメラ(内視鏡)を使用しながら行う手術が主流です。局所麻酔(もしくは全身麻酔)の後に鼻の穴から内視鏡を入れ、モニター画面を見ながら鼻腔内のポリープ(鼻茸)を一つひとつ切除し、副鼻腔と鼻腔の通路を広げて空気や分泌物の出入りを良くします。内視鏡手術の利点は、出血や痛みも少なく、術後の回復も早いこと。最近は、マイクロデブリッターという、ポリープや膿を吸引しながら細かく削り取る画期的な装置が開発され、従来の除去方法より安全確実な上に、手術時間も大幅に短縮されました。
入院+全身麻酔で行っている施設が多いですが、首都圏を中心に日帰りで手術を行う施設も増えてきています。
効果的な症状緩和カルボシステインは痰の切れを促進し、副鼻腔炎の際に鼻の奥にたまった膿を排出しやすくする効果があります。 2
耳鼻咽喉科を受診時には炎症をおさえるために、鼻の処置で副鼻腔の入口を広げた後に、抗生物質やステロイド剤を含んだネブライザー療法も行われます。
ネブライザーとは、霧状にした薬液を鼻や喉に噴霧して、直接患部へと送り届ける医療機器です。微粒子レベルの細かい煙霧となって鼻や喉へと送り出された薬は、呼吸とともに鼻の奥や気管支、肺などにまで到達します。
急性副鼻腔炎で処方される薬剤のランキング一覧です。製剤写真付きの添付文書を、疾患別処方ランキング、適応症、から検索する事ができます。
急性・慢性いずれの副鼻腔炎にも漢方薬を用いることもあります。有名な商品であるチクナインの主成分である辛夷清肺湯や荊芥連翹湯、葛根湯加川きゅう辛夷などが用いられます。急性期よりも慢性期の治療として用いられることが多いです。
5. 効能または効果に関連する注意. <一般感染症:咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、感染性腸炎、中耳炎、副鼻腔炎>.
ロイコトリエンとは、体の中でアレルギーや炎症反応を起こし続けるためのシグナルとなる、ホルモンのような働きをするもの(脂質、エイコサノイド)です。気管支喘息の原因にもなっています。抗ロイコトリエン薬は、体の中でロイコトリエンからのシグナルを受け取っている場所に先回りして、ロイコトリエンのシグナルを体が受け取らないようにすることで、ロイコトリエンがアレルギーや炎症反応を起こし続けないようにする働きがあり、炎症を抑える効果を示します。
抗ロイコトリエン薬は、鼻ポリープを伴う副鼻腔炎に勧められています。
慢性副鼻腔炎と言われ、今日から抗生物質を飲むことになりました ..
ステロイド剤にはアレルギー反応や炎症を抑える効果、水分を調節する効果などいろいろな効果を持つお薬です。
点鼻用のステロイド剤は鼻にしっかり効果がある一方、最近の点鼻薬はほとんど鼻以外には作用せず、体内で作用する割合はごくわずかで1%以下と言われています。そのため、体への副作用をあまり心配せず使えるようになっています。
鼻の粘膜が炎症を起こしている状態ですので、鼻ポリープのある無しにかかわらず、炎症を抑えるという意味ですべての副鼻腔炎に効果があります。
咽頭炎; 顎炎; 急性気管支炎; 喉頭炎; 歯冠周囲炎; 歯周組織炎; 尿道炎; 肺炎; 肺膿瘍; 副鼻腔炎 ..
副鼻腔には「繊毛機能」と呼ばれる機能で副鼻腔の内部に貯まった鼻水やごみを、出口(自然孔)の方向に送り出して排出する機能があります。
副鼻腔炎では粘り気の強い鼻水が鼻の奥に貯留することで、この機能がうまく働かなくなり、結果として膿やその他のごみが副鼻腔の内部に貯まって、粘膜の状態を悪化させてしまいます。
カルボシステインは痰の粘りをとり排出を助けるお薬で、痰を排出させることで副鼻腔内の粘膜の状態を改善します。
慢性副鼻腔炎(いわゆる蓄膿症)の手術について書かれています。 ..
副鼻腔には「繊毛機能」と呼ばれる機能で副鼻腔の内部に貯まった鼻水やごみを、出口(自然孔)の方向に送り出して排出する機能があります。
副鼻腔炎では粘り気の強い鼻水が鼻の奥に貯留することで、この機能がうまく働かなくなり、結果として膿やその他のごみが副鼻腔の内部に貯まって、粘膜の状態を悪化させてしまいます。
カルボシステインは痰の粘りをとり排出を助けるお薬で、痰を排出させることで副鼻腔内の粘膜の状態を改善します。
副鼻腔炎とのこと、写真欲しかったな。奥の副鼻腔炎は薬を飲んでも治らないかも ..
慢性副鼻腔炎に対しては、マクロライド系という種類の抗生物質を少量長期投与を行います。マクロライド系抗生物質は殺菌作用は弱いですので、化膿止めとしてではなく、免疫賦活剤として使用しています。それ以外にも炎症を調整したり、水分を調節したり、抵抗力をつけるために細菌が作り出す物質を抑えたりするなど他の抗生物質にはない作用があり、少しずつ長期間内服する(長期少量持続療法といいます)ことで、肺や副鼻腔の慢性の炎症に効果があることがわかっています。
マクロライド系抗生物質による治療は、鼻ポリープのない副鼻腔炎に、特に勧められています。
[PDF] カルボシステインシロップ小児用 5%「NIG」 カルボ ..
副鼻腔炎の初期や膿性の鼻漏がひどくなった時には、殺菌作用のある抗生物質を使用します。急性副鼻腔炎に対して使用される抗生物質は、殺菌効果の高く、副鼻腔によくお薬が届きやすく設計されているものが推奨されます。
海外では副鼻腔炎の状態別に抗生物質の種類が細かく示されているものもありますが、主要なマニュアルを作成している欧米の国々とは副鼻腔炎の原因となる細菌が異なりますので、年齢や状態、細菌検査の結果によって、症状に最適と思われるお薬を処方します。