史上最高値を更新した日経平均、ダウ平均を支えに豪ドルは堅調さ維持


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~インフレの加速で追加利上げや引き締め長期化観測高まり、豪ドルの対円相場は一段の強含みも~ ..

豪ドル(AUD)は豪州で発行される通貨で、先進国通貨の1つとして知られています。
豪州は中国と経済的な結びつきが強いと言われることがあり、これを反映して豪ドルは中国の経済指標などに反応して動くことがあります。

チャート左側に、円高が大きく進んでいる部分があります。
これは2008年のリーマンショック付近の値動きで、豪ドル/円は暴落しました。
全体としては同じ範囲を行ったり来たりしており、豪ドル/円は長期間にわたってレンジ相場を形成してきたと言えます。

過去5営業日分の為替レートを表示します。 1米ドル, 1豪ドル

1994~2017年における豪ドル/円(AUD/JPY)の為替レートにおける「最高値」「最安値」「最高変動幅」は以下の通りです。

当記事では、2025年の豪ドル/円の見通しや予想について解説します。

【通貨】外為:豪ドル、96円60銭前後と小幅な豪ドル安・円高で推移

2008年頃の豪ドルは、政策金利が約7%まで上昇していたこともあり、高金利通貨の代表格でした。
しかし、リーマンショックの影響で金利が引き下げられ、それ以降は高金利通貨としての魅力が薄れてしまいました。

豪ドル/円(AUD/JPY)の為替レート推移一覧。各年代の高値、安値、変動幅は以下の通りになっています。

NZドルWeekly 強い豪ドルにつられ、史上最高値97円88銭を更新(24/6/28)

また豪ドルは、輸出割合がトップの中国やコモディティ市場の影響を受けやすい傾向もあるので、そのあたりにも注視しておくと良いでしょう。

年初から7月にかけて、豪ドル/円は円安の展開でした。
この要因として、日本と豪州の金利格差が指摘されています。
下のグラフは、豪州準備銀行(RBA)と日銀の政策金利の推移を示したものです。


まず、声明の中で豪ドルに直接言及したのは2~3行です。 「米ドル安とコモディティ価格の回復で、豪ドルは過去2年で

しかし、7月以降は一転して円高が進み、売りが収まるとレンジ相場に移行しました。
この間、豪州の政策金利に変化は見られません。
日本の政策金利引き上げ見通しを受けて、円は他の主要通貨に対して強い展開でした。
豪ドルに対しても同様の動きが見られます。

史上初。円相場が大きく変動したことで、個人投資家のFX取引が拡大した。日米金利差を背景に、対ドル ..

経済対策が期待通りの効果を上げるなら、中国経済は回復すると見込まれます。
豪州は中国と経済的な結びつきが強いとされており、中国経済の発展は豪ドルの上昇につながることが考えられます。

豪州株式がコロナ前に付けた史上最高値を更新。堅調な資源価格や豪州景気 ..

・6月18日に豪準備銀行(RBA)は金融政策決定会合を開催。政策金利は4.35%で据え置きとなった。

・6月13日発表の豪5月雇用統計は、雇用者数が3.97万人の増加と市場予想(3.00万人増)を上回った。また失業率は4.0%へ改善(前回:4.1%)、労働参加率は66.8%だった。

・5月29日に発表された豪4月消費者物価指数(CPI)は前年比+3.6%で前月(+3.5%)から上昇した。4月24日に発表された豪1‐3月期CPIは前年比+3.6%となり、前四半期(+4.1%)から鈍化したが市場予想(+3.5%)を上回った。

豪ドル大台接近 16年ぶり高値も オーストラリア経済の見通しは?

・NY原油先物市場は大幅反落。暖冬の影響で天然ガス価格が大幅安となったことにつれた。石油輸出国機構(OPEC)プラスが4-6月まで減産を続けるとの見通しが報じられたが、「供給余剰が深刻」と受け止められたことも売り材料となった。終値は前日比-2.12ドルの1バレル=76.49ドル(2月23日)。

・2月15日発表の豪1月雇用統計は、雇用者数が市場予想(1.50万人増)を大幅に下回る0.05万人の増加だった。失業率は4.1%へ悪化(前回:3.9%)、労働参加率は66.8%で横ばいだった。

・2月6日に豪準備銀行(RBA)は金融政策決定会合を開催。政策金利は4.35%で据え置きとなった。

・1月31日に発表された豪10‐12月期CPIは前年比+4.1%となり、前四半期(+5.4%)から鈍化。同時に発表された豪12月月次消費者物価指数(CPI)は前年比+3.4%で前月(+4.3%)から鈍化した。

AUD から JPY の通貨チャート。XE の オーストラリアドル から 日本円 への無料のライブ通貨換算チャートなら、過去 ..

逆に、中国経済の回復が思わしくない場合、豪州経済にとってもマイナスに作用する可能性があります。
これは豪ドルの下落要因になると考えられます。

を背景に豪ドル高が進み、08 年 7 月には対ドルレートで変動相場制移行後の最高値(1 ドル

本日はニュージーランド(NZ)の1-3月期国内総生産(GDP)が発表される。NZでは昨年後半に2四半期連続でマイナス成長となり景気後退(リセッション)入りしている。本日発表のNZ1-3月期GDPの市場予想は前期比+0.1%となっている。仮にNZ経済がリセッションからは脱するとの市場予想に反してマイナス成長となった場合は、NZドルが売られることになろう。この場合は、同じオセアニアの通貨である豪ドルも短期的にはNZドルの下落に連れることになりそうだ。その他では引き続き米国の経済指標の結果を受けた米株価指数の動向にも注目したい。
また豪ドル/円の日足チャートを見ると昨日はほぼ高値で引けている。NY市場が祝日で薄商いだった影響も考えられるが、チャート形状的には上昇が続く可能性を示唆している。

豪ドル/NZドル 時系列データ:外国為替 | マーケット情報 | 松井証券

本日は豪州や中国にて主要な経済指標の発表が予定されていないため、豪ドル相場は株式市場の動向を眺めながらの動きとなりそうだ。前営業日(22日)に日経平均株価が史上最高値を更新した。日本経済が長年のデフレから脱却しつつあるとの見方や、円安の影響による割安感などがあるためだ。この流れはまだ続きそうだ。また、米国のダウ平均株価も好調な米経済に支えられて、連日史上最高値を更新している。株価の上昇はリスクセンチメントに敏感な豪ドルにとっては支援材料となるため、豪ドル相場は大崩れしにくいだろう。

値を更新した。 豪ドルは今後も高値圏で推移しよう。米国の量的緩和を背景とするド

■日米株価指数が史上最高値を更新
⇒日米経済は堅調
⇒資源需要が高まる
⇒豪ドルは資源国通貨
⇒豪ドルは買われる

3月の貿易収支、55億7400万豪ドルの黒字(オーストラリア)

2024年の豪ドル/米ドルは、0.63~0.69米ドル程度の小幅のレンジで、2023年に続き方向感のない動きに終始しました(図表1参照)。米ドル/円がここ数年記録的に大きな変動が続いていることと対照的に、豪ドル/米ドルの小動きが長期化している最大の理由は小幅な金利差でしょう。

豪ドル、歴史的高値へ 33年ぶり108円台視野 物価上昇加速で

■米住宅着工件数などの経済指標が好調と判断される
⇒米国の経済は依然として底堅い
⇒米株価指数が上昇する
⇒資源国通貨の豪ドルは株価動向に敏感
⇒豪ドルは買われる

国の信用度を表す格付は、S&P:AAA、ムーディーズ:Aaaの最高位格付を維持しています。

米ドル対円相場(仲値)の推移をグラフ(短期・長期)で見ることができます。

月, 日付, 米ドル, ユーロ, イギリス ポンド, 豪ドル, スイス フラン, 人民元

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12月, 2024/12/23, 156.72, 163.44, 197.11, 98.00, 175.38, 21.48

豪米2年債利回り差は、足下で0.2%程度の豪ドル劣位です(図表2参照)。その一方で、日米2年債利回り差米ドル優位は3%を大きく上回っています。2022年の歴史的インフレ以降、先進国は軒並みインフレ対策で大幅な利上げに動いたのに対し、当初日本だけは金利上昇を抑制する政策を続けました。その結果、日本と米国など先進国の金利差は円劣位が大幅に拡大した一方で、日本以外の先進国間の金利差拡大は限られました。