米国株、ダウ続落し305ドル安 利下げ鈍化観測で ナスダックは2.2%安
もっとも、これは今にはじまったことではありません。
実は、株価と為替レートの関係は日本市場にもあります。日本市場でも、円安と株価上昇は同じようなタイミングで起こりがちなのです。日本の株価指数のひとつ、TOPIXと米ドル/円の為替レートの長期的な推移から、その様子が見てとれます。
海外資産(米国株・米ドルなど)を持っている場合、資産が目減りしてしまう
TOPIXは、東京証券取引所の1部(東証1部)に上場するすべての会社の株価をもとに算出される株価指標です。(2022年4月4日以降、TOPIXの構成銘柄は、「プライム」「スタンダード」「グロース」の3市場の株式で構成され、新たに追加される銘柄については、「プライム」市場に新規上場するものに限られます。)全体的に、米ドル/円の為替レートが円安になると、TOPIXも上昇している様子が見て取れます。ただ、逆もまたそのとおりで、為替レートが円高になると、TOPIXも下落している状況です。
「それなら、米国株ファンドのような外貨建て資産だけ持っていればいいのでは」と思われる方がいるかもしれません。確かに、米国は日本より成長力が強く、右肩上がりで成長を続けています。しかし、そうした成長が今後ずっと続くとは限りません。
〔米株式〕NYダウ反落、126ドル安=ナスダックも安い(26日朝)
S&P500は米国のニューヨーク証券取引所やナスダックに上場する銘柄のうち、主に時価総額の大きい500社の株価をもとに算出される指標です。S&P500が上昇しているということは、米国株は総じて好調だといえます。それに合わせるように、米ドル/円の為替レートも上昇(=円安ドル高)している様子が見てとれます。
現に2022年に入ってから、米国株は下落基調を見せています。米国の株価が下落し、円高(ドル安)がやってきたときに、仮に米国だけに投資を集中させてしまっていたら、資産を大きく減らしてしまう可能性もあるでしょう。絶対に儲かり続ける金融商品はないのです。
米国景気リスクと円高・株安の影響は? 2024年08月26日 | 大和総研
ですから、外貨建て資産だけでなく、日本の資産も同時に持っておくことが大切です。たとえば日本株ファンドや、複数の資産・地域に投資するバランスファンドなどを持っておけば、投資のリスクを抑える「分散投資」の効果が期待できます。2021年に米国だけに投資して利益を上げた方は特に、今後の相場変動を踏まえて分散投資を検討することをおすすめします。
イオン銀行では、米国株ファンドはもちろん日本株ファンドやバランスファンドなど、国内の資産に投資する投資信託も多数取り扱っています。さらに詳しく知りたい方は、店舗やオンライン相談で、365日いつでもご相談ください。
円安でも米国株に投資する3つの理由 円高になるまで待たなくていい?
長期で成長する資産といえば、世界株式や米国株式などが投資候補になります。世界人口増大→経済拡大→企業業績拡大→株価上昇、という流れで、成長していくでしょう。
今後も、人口が増え経済活動がある限り、経済成長は続くと考えられるでしょう。
経済が成長すると、企業も成長します。これまでにない画期的な製品やサービス、長期的な問題を解決する製品やサービス、独自性のある製品やサービスなどが生み出されることで、企業の価値が高まります。そして株価は、企業の価値を反映して上昇していきます。
本日11月1日のドル・円は主に152円台で推移か。米国株安を嫌気してリスク選好的なドル買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。 ..
2009年10月6日
いまや全てのマーケットでドル安がテーマになってきた。昨晩のNY株はダウで100を超す上げとなったが、その主因はドル安。日本株が円安で買われるのと同じ発想である。ドル安は米国製品の国際競争力向上を意味するのだ。さらに、ドル安→商品(コモディティー)高→商品関連株上昇というセクター物色も見られる。
一方、外為市場では、株高→投資家は思い切ってリスク取るようになる→避難通貨(或いは安全通貨)ドルに頼る必要は薄れドル安、という解釈が語られる。要は、株高がドル安要因とされるのだ。株式市場は外為市場をウオッチし、外為市場は株式市場をウオッチする。
さらに、株と商品の関係について見ると、昨晩は株も商品も上昇。Liquidity rally(流動性相場)と言われるが、金融の超量的緩和と財政赤字がもたらした過剰流動性が引き起こした現象である。
しかし、株とドルの関係も、株と商品の関係も、日々移ろいやすいもの。結局、後講釈の域を出ず。個人投資家が、その「相関関係」を数学教科書の公式みたいにアテにするのは極めて危険である。プロは、昨日は昨日、今日は今日と割り切ってしまう。(まぁ、割り切れなくては、やってられないよ。)
さて、最近の金価格を見て、今更のように思い出す相場格言が、「相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中で育ち、歓喜の中で終わる」。1999年に250ドルの底をつけた時は、欧州中央銀行の金大量売却の波の中で市場は総悲観。新聞にも「金価格200ドル時代」とか「構造的供給過剰の中で長期低迷する金価格」という見出しが躍った。金ディーラーも鉱山会社に、金価格はもっと下がるから今のうちに先物で売りなさいとヘッジ売りを勧め、その手数料で潤っていた。だから、欧米投資銀行系のアナリストは、おおむね弱気のポジショントークを語る時代でもあった。
しかし、その総悲観から相場は反転。1000ドルに至るまで、こんなに金価格が高くなるはずはないという「懐疑」の中で、スクスク育ってきた。そして、1000ドルを突破した今、投資銀行の短期価格予測が次々に強気のトーンに塗り替えられている。相場のバックグラウンドミュージックに、ベートーベンの「歓喜の歌」が流れてきそうである。
歓喜の中で、どうやら史上最高値1034ドルの更新も実現しそうである。いずれ総楽観になったところで相場は反転しよう。昨日の本欄で「表層雪崩警報」を発したが、警報が出てもドカ雪が止むわけではない。そして、表層雪崩の規模は、新雪が積もれば積もるほど大きくなるであろう。
ただし、ただしである。相場は総楽観の中で一転、長期下落傾向に転じるのかと言えば、そうはならない。あくまで第一幕が終わるだけの話。ピークから急反落して、メディアには「金の輝き失せる」というようなヘッドラインが躍る「悲観」の中から第二幕が始まる。
商品相場はcyclicalな循環相場(上がったものは、いずれ下がり、振り出しに戻る)と説くひとが未だに多いが、そういう見方は市場のパイが広がらない「静的」な状況を前提にしてのこと。昔ながらの発想から抜けきれない人たちの考えなのだ。今は、新興国が長期的には世界経済のパイを拡大する成長経済の時代。「動的=ダイナミック」な前提で考えねばならぬ。下がっても、下値が、昔では想像できなかった水準にまで、かさ上げされている。
なお、この「静的商品サイクル」と「動的商品サイクル」のイメージ図が、拙著「金を通して世界を読む」の23ページに載っているから改めて見直していただきたい。
14:01 - 「外為:1ドル156円57銭前後とドル安・円高で推移」(株探) ..
例えば、投資先が米国の場合、間接的に「米国企業」に投資することになるため、円の価値が下がった場合、保有している投資信託の価格は上がります。
年初来の世界市場はリスク資産の同時安○為替市場でのドル高・円安基調が示唆すること○円換算した米国株式への「長期積立投資」を検証.
主語を「円の価値」にして覚えるのがおすすめです。「円」の価値が上がるのが円高、「円」の価値が下がるのが円安です。
補足として、外貨との関係を考える際は「天秤」をイメージしましょう。円の価値が上がる=重くなる、円の価値が下がる=軽くなると考えれば、円高では天秤は下に動くのでドル円などの為替レートは下がり、円安では天秤が上に動くため、為替レートは上がります。
円安でもS&P500などの米国株価指数への積立投資を続けるべきか?
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しかし、1ドル=150円台をピークに2022年10月以降は円高傾向が見られ、それに伴い株安も懸念される中、米国株 ..
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〔深読み米国株〕ディフェンシブとドル安恩恵株に脚光…5月利上げ打ち止め予想 ..
個人としてのメリットは、米国やその他海外に投資している場合、保有資産の価値が相対的に上がることや、日本株式が株高になりやすいことがあげられます。
最新投稿日時:2024/12/25 19:01 - 「外為:1ドル155円37銭前後と大幅なドル安・円高で推移」(株探)
●太田 忠 DFR投資助言者。ジャーディン・フレミング証券(現JPモルガン証券)などでおもに中小型株のアナリストとして活躍。国内外で6年間にわたり、ランキングトップを維持した。現在は、中小型株だけではなく、市場全体から割安株を見つけ出す、バリュー株ハンターとしてもDFRへのレポート提供によるメルマガ配信などで活躍。
今日の株式見通し-大幅高か 米国株高と円安進行が強烈な追い風に
さて、太田忠投資評価研究所とダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ(DFR)がコラボレーションして投資助言を行っている「勝者のポートフォリオ」。2大特典として毎月のWebセミナー開催とスペシャル講義を提供している。10月3日(木)開催のセミナーは過去最高の324名の参加者となった。『金融相場初動で石破ショック、今後のマーケットはどうなる?』というテーマで2時間45分のロングランセミナーだった。次回は11月14日(木)20時より開催する。衆議院選挙、米大統領選挙、FOMCの結果が出た後での開催だ。非常に重要なセミナーになると思う。10日間の無料お試し期間を使えば誰でも参加が可能だ。
株価 小幅に値下がり 円高ドル安で輸出関連銘柄などに売り注文 11月29日 16時27分.
現在のような状況でジタバタする必要はない。株式市場の行く末を決める最終的な要因は企業業績であり、政局ではないからだ。むしろ、システマティックリスク(市場全体のリスク)を味方に付けるくらいの気持ちが重要である。不安に駆られてついつい感情的に売買する個人投資家をよく見かけるが、たいていは芳しくない結果となって後悔することになる。あなたは大丈夫だろうか?