*アイスクリームは少し溶かしてから薬と混ぜると良く混ざり飲みやすくなります。


(概要)
「クラリスロマイシン」の小児用製剤(ドライシロップ)は、水のような中性環境下では薬が簡単に放出されない、つまり苦味が現れないように設計されているが、実際に水と混ぜて苦味を感じないかどうか、酸性飲料と比較しながら検証した報告。


酸味のあるもの(ヨーグルト・スポーツ飲料・乳酸菌飲料など)を混ぜると苦味が増すことあり! ..

「クラリスロマイシン」のドライシロップ製剤が、オレンジジュースやスポーツドリンクなどの酸性飲料で苦くなることは有名ですが、では「水」で服用するように伝えおけばそれで問題ないかというと、そういうわけでもありません。実は、「水」で服用していても、ある条件が重なると苦味が現れることもあるからです。子どもの服薬において“薬の味”はアドヒアランスに大きく影響しますが、特にしっかりと服用する必要がある抗菌薬治療では薬剤師が手厚くフォローしたいところです。

「クラリスロマイシン」のドライシロップ製剤、酸性飲料を避けて「水」で服用させているのだけど、それでも“苦い”といって嫌がられてしまう…どうして?

クラリスロマイシンDSの子供への飲ませ方 | お薬専門通販のミナカラ

玉谷キッズクリニックの菅原です。最近、マイコプラズマ肺炎が流行していますが、治療の中心となるのが抗生剤です。しかし、マイコプラズマに対応した最もスタンダードな抗生剤であるクラリスロマイシンの系統にはあるデメリットがあります・・・。それは、とっても苦いことです

「クラリスロマイシン」のドライシロップ製剤は、オレンジジュースやスポーツドリンクなどの酸性飲料で苦くなります。では、「水」で服用するように伝えおけばそれで問題ないかというと、そういうわけでもありません。今回はそんな薬の苦みについて説明します。

ただし、薬によっては混ぜると苦味が増す、味が変わってしまうこともあります。気 ..

飲食物に混ぜるときは服用の直前に混ぜる、飲みきれる量で混ぜるなど、注意が必要です。赤ちゃんの場合は、薬を粉ミルクに溶かすとミルク嫌いになることがあります。

構造式:クラリスロマイシン
先発品のクラリスDSに加えて沢井製薬、東和薬品、小林化工(MEEK)の4製剤を用意しました。次の項では、先発品であるクラリスDS10%と後発品であるクラリスロマイシンDSの3種類について、味の違いを説明していきたいと思います。

酸味のあるヨーグルトは苦味の強いものと混ぜるとより苦くなります。 ..

お子様が好きなアイスクリームやお茶などに混ぜるのも良い方法ですが、クラリスロマイシンやアジスロマイシンは酸性の飲食物(ヨーグルト、オレンジジュース、スポーツ飲料、乳酸飲料など)に混ぜるとコーティングがはがれ、苦みを直接感じることになるので気をつけましょう。

苦みの強い薬はチョコレートやココア味のものに混ぜると、飲みやすくなります。子供用に様々な味のゼリー状のオブラートが市販されていますが、チョコレート味を選ぶと良いでしょう。


お薬が少しでもおいしく飲めるように、混ぜると飲みやすくなるものを試してみました ..

薬の味を的確に説明できることは、薬剤師の服薬指導の幅を広げます。
この企画では、現役薬剤師のやくちちが薬を実際に味見して、レビューをします。今回取り上げるのは、抗生剤の中でも苦味が強いクラリスロマイシンDSです。メーカーごとにどのような差があるのでしょうか?
自ら味見をして感じたことを患者さんに上手に伝えましょう。

スポイトで与える・ジャム、アイス、クリーム、味噌汁、コーンスープに混ぜて飲ませる※クラリスロマイシンは酸っぱいものに混ぜると苦いです.

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また、使用時、十分に振り混ぜること。 クラリスロマイシン DS10%小児用 ..

今回はお子さんに粉薬を飲ませる上で、混ぜると苦くなる薬についていくつかお話したいと思います。
その定番といえば「クラリスロマイシン」と「カルボシステイン」でしょうか?何故クラリスロマイシンとカルボシステインを混ぜると苦くなるのでしょうか?まずクラリスロマイシン原薬自体が苦く、苦みはキニーネに匹敵するほど強いと言われており、それをマスキングするため塩基性物質のコーティングを施したり、口腔内pH6.8程度では原薬が溶け出さないような工夫がされた製剤が上市されています。クラリスロマイシンとカルボシステインの併用で苦味がでるのは、カルボシステイン製剤が酸性であるため、前述のような製剤的工夫が施されていても酸性条件下で製剤加工が壊れ、原薬が溶け出してしまうためです。

上記のカルボシステインはドライシロップ(DS)や細粒に関してですが、シロップ(S)と混ぜても苦くならないことはあまり知られていません。シロップ剤はもともと、酸性のカルボシステインにpH調整剤を加えてpHを5.5~7.5にしているため苦くならないのです。ですので、カルボシステインをドライシロップ(または細粒)からシロップに変更する事も対策の一つになるでしょう。先発品と後発品では一部多少の違いはあれば大きな差までは無いようです。

上記は薬同士を混ぜて苦くなる例でしたが、次は薬と水以外で混ぜた時のお話です。先ほどのクラリスロマイシンですが、先程と同様の理由でヨーグルト、スポーツ飲料、果汁ジュース、乳酸菌飲料といったものと混ぜると苦みが増します。ゼリーでも酸味のある味では同様です。おススメはミルクココア、アイスクリーム(バニラ・チョコ)、練乳あたりです。クラリスロマイシン以外では同じマクロライド系抗生剤の「アジスロマイシン」でも似たような傾向にありますし、インフルエンザ治療薬の「タミフル(オセルタミビル)DS」は乳酸菌飲料、バニラアイス、リンゴジュースと混ぜると味が変化し飲み難くなります。以上の事は「乳幼児・小児服薬介助ハンドブック」が多数発売されており、薬局に常備しておく事をお勧めします。薬剤師の皆さんには、お子さんの服薬アドヒアランスを向上させるようなアドバイスをする事が求められます。

❁抗生剤の一部は混ぜるものによって苦味が出やすく飲みにくくなります。 ..

一番大切なことは、お子様自身が薬の必要性を理解することだと思います。お子様にも「○○ちゃんの体は、今、病気と闘っていて、病気を治すお薬だから飲もうね」と話してあげてください。その上で少しでもお薬を上手に飲めるようにお話させていただきます。

小児科や皮膚科でよく処方されるマクロライド系の抗生物質(クラリスロマイシンやアジスロマイシン)は薬自体がとても苦く、いちご味やパインオレンジ味にコーティングされていますが、それでも苦みが残る、飲み辛い薬です。