基準レートは、JCB International Co.,LTD


日本で発行されたを使って海外で買い物をすると、海外事務手数料が上乗せされたより不利なレートで両替されます。つまり、で計算した際の利用額と、実際に引き落とされた金額の差額が、クレジットカードの海外手数料ということいなります。


Visaが定めた換算レートが1ドル=150円の場合の計算方法は以下のとおりです。 (例)Visaカードで100ドルを利用した場合

クレジットカードの通貨換算は、買い物をしたその時ではなく、データがVisaやMastecardなど国際ブランドの決済処理センターに到着した時点で行われます。つまり、適用されるレートもデータ到着日のものとなります。

各カード発行会社は先に述べた国際ブランドの基準レートに加え、所定の海外利用手数料を上乗せして利用者へ請求します。海外利用手数料は一般的に、2~3%程度かかります。

クレジットカードの場合は、利用代金のデータが、カード会社の決済センターに到着した時点の為替レートが適用されます。 ..

海外でクレジットカードを使う際の為替レートは、それぞれの国際ブランドによって異なります。ここでは2024年11月21日付の米ドル→日本円への為替レートを以下の表にまとめました。それぞれの国際ブランドで、レートが若干異なるのがお分かりいただけるでしょう。

外貨でのショッピングご利用代金は、Visa、Mastercard、または中国銀聯(以下、国際提携組織)の決済センターに売上データが到着した時点で、国際提携組織が指定する為替レートに、弊社が海外事務処理手数料として所定の費用を加えた為替レートで日本円に換算します。(より引用)¹

カードインターナショナル/Visaインターナショナルが外貨に交換するレートとなります。

カード発行会社(銀行など)は、先程述べた国際ブランドの基準レートに、さらに独自の海外事務手数料を上乗せしています。海外事務手数料は例えば「1.6%」などと表示され、これは国際ブランドの基準レートに1.6%の手数料が上乗せされることを意味します。

ここからは、日本で発行されている主要なクレジットカード発行会社ごとにかかる海外利用手数料を以下の表で比較していきましょう。

Visaデビットカードの換算レートは、外貨額をVisaの決済 ..

そして、その買い物データは、2023年7月30日にVisaによって処理されたとします。この日のVisaの基準レートは、1ドル=141.19円でした。

141.19円/ドル(Visa基準レート)× 1,000ドル(使った額)× 2.0% (海外事務手数料%)


適用された為替レートに海外手数料をかけた金額が、最終的な支払い金額となるのだ。 使いやすさも重視するならイオンカード(WAON一体型)

クレジットカードにはこのように、使った外貨が実際にいくらの日本円になるのか、使ったその時点では不透明であるという短所があると言えるでしょう。

アメリカドルやユーロなどは、現地での両替にかかる手数料は日本より高めの ..

141.19円/ドル(Visa基準レート)× 1,000ドル(使った額)× 102.0% (100% + 海外事務手数料%)

海外で決済した金額が日本円で引落とされるタイミングは、クレジットカードとデビットカードでそれぞれ異なります。

一度理解してしまえば、クレジットカードの海外手数料は簡単に計算できます。

VISA/マスター/JCB 両替レート比較2023年8月(2024年8月修正)

海外利用手数料(海外事務手数料)は、国際ブランドに対してではなく、カード発行会社に対して支払う事務処理費となります。

マスターカード(Mastercard)の為替レート・手数料を解説

海外キャッシングの場合は、海外事務手数料ではなく、基準レートで換算した日本円に対して利息がかかる仕組みになっています。海外キャッシングの手数料の計算方法について詳しくはで解説しています。

クレジットカードの場合は、利用代金のデータが、カード会社の決済センターに到着した時点の為替レートが適用されます。 2020年7月1日

こう見ると、海外事務手数料は意外と高額であることがわかりますね。特に海外で大きな買い物をする場合、また長期で留学する場合など、海外事務手数料だけでかなりの額がかかってしまうことも考えられます。そのため海外で使うクレジットカードを選ぶ際には、海外事務手数料に気をつけることが大切です。

海外でのご利用分は、日本円に換算して、国内でのご利用分と同様に自動振替します。ご利用代金の円換算方法は提携カード会社により異なります。

VisaとMastercardはそれぞれ、為替レートを確認し請求額を計算することのできる通貨コンバーターの機能を提供しています。

海外でのショッピング | クレジットカードのポケットカード株式会社

そこで確認してみるとわかりますが、VisaやMastercardなどの国際ブランドが定める基準レートは、必ずしもGoogle検索やから確認できるとは一致しません。

FAQ詳細 -海外で利用した際の換算レートについて教えてください。

とは言っても、クレジットカードにはやポイント還元などの特典もついてくるため、海外事務手数料だけで一番おすすめのカードを判断するのも難しいです。それぞれのカードの還元率や保険の付帯条件なども総合的に見て自分にあったカードを選びましょう。

各国際ブランドで適用した円換算レートは、カードご利用日のレートではございませんのでご注意ください。 ..

クレジットカードを海外で使う際には海外事務手数料がかかることがわかりました。海外でお得に使えるクレジットカードをお探しなら、海外事務手数料に注目してみるのも手でしょう。

口座開設の流れやアプリ、クレジットカードのご紹介をいたし ..

クレジットカードを使って外貨で買い物をした場合、その請求額は、決済日ではなく買い物データがVisaやMastercardに届いた日の基準レートに基づいて計算されるため、買い物した時点ではすぐに請求額が分からないという欠点があります。

海外利用時の手数料| Sony Bank WALLET(Visaデビットカード)

国際ブランドの手数料とは別に、もう1つ気をつけたいのが、カード発行会社によってかかる海外事務手数料です。

*1 各国のマスターカードセンター/Visaセンターから米国の決済センターにデータが ..

以下では、大手カード発行会社のクレジットカードの海外事務手数料を比較して表にまとめました。

外貨でのショッピング利用時における事務処理手数料改定のお知らせ

上記の表の通り、国際ブランドごとに上乗せされる手数料の割合が異なり、JCBの方がVISAやMastercard®よりも手数料が安く設定されています。ただし、近年の海外取引に関連するコスト増の影響を受け、海外事務手数料を値上げするカード会社も出てきています。今後、他社も後に続く可能性があるかもしれません。

海外でのご利用にあたって(JP BANK VISAカード/JP ..

このように、カード発行会社や国際ブランドによって海外事務手数料に差があることがわかります。傾向としては、ネット銀行のクレジットカードやJCBブランドが海外事務手数料が比較的お得かもしれません。

クレジットカード(みずほ楽天カード) · みずほWallet · J-Coin Pay · その他決済 ..

実際に利用者に対しては、このレートにさらに各カード発行会社の海外事務手数料が数パーセント上乗せされたレートで日本円に換算された上で請求されます。

アルゼンチンでのクレジット払いが便利に、外国人に優遇レート適用

Wiseデビットカードは、とで両替を行うため、日本の主要銀行のデビットカードに比べてよりお得に外貨決済ができることが多々あります。例えば、日本円→米ドルの両替手数料は、0.62%に設定されています(2023年9月7日現在)。³

(例)米ドルを1,000ドル用意したいとき 空港などで両替する場合

各クレジットカードの海外事務手数料をより詳しく比較したい場合は、も見てみてください。