自分は2次ブーム真っ只中の世代ですが、走らないリアルミニ四駆プロトセイバーEVOという存在に「?」 ..
「スピンコブラ」、「プロトセイバーEVO」、そして「バックブレーダー」。3台のマシンの名前が「ガッカリ」という感情が結びついている人は僕と同世代で、かつ同じ経験をした人だと思う。これら3つのマシンは言わずと知れた名作ミニ四駆漫画及びアニメ作品『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』に登場するミニ四駆の車種だ。
おもちゃの平野にミニ四駆限定キットスピンバイパー入荷しました!走らないキットだけど、FMとかちょっと硬いけどFM-Aとかにのり..
1982年に生まれ、現在も多くの人々に愛されているタミヤの大人気ホビー『ミニ四駆』。連載企画「ミニ四駆歴代マシンカタログ」では、いままで登場した歴代マシンを世代ごとに取り上げていくぞ!! 本記事では、第2次ブーム編の「スピンコブラ」を紹介!
「スピンコブラ」の情報が初めて掲載されたのは、1996年のコロコロコミック5月号。ミニ四駆新プロジェクトと呼ばれる「新スピンアックス 誕生マル秘ファイル」が袋とじで特集されていた。
ミニ四駆 スピンコブラ タミヤ ミニ四駆特別企画 ITEM95567
リアルミニ四駆シリーズの魅力や、「スピンコブラ」の特徴である内部メカの細かい内容が取り上げられており、コブラチップとステアリングシステムまでビッシリと大紹介!
さらに、別冊コロコロコミック8月号(1996年)では、スピンコブラの改造例もピックアップ! スーパー1、スーパーFMシャーシに合わせたふたつのレース用改造術を掲載していたぞ。読者が参考にしやすいようにボディの加工ポイントも随所に紹介されている。
バンパー即折れる、肉抜き大失敗、レイスティンガーは針出ない、スピンコブラは走らないモデル…ガキの頃の淡い思い出までもが蘇る 笑.
タミヤの墨入れ塗料でスミ入れして、パッケージでメタリックな輝きを放つセンサー部分はラピーテープでキラリと光らせてみた。マイクロチップは付属のシールを使わず、黒のアクリル塗料+マジックリンで下地のメッキを生かしつつ塗装。ゲートの跡をメッキペンでリタッチして部分塗装して、シャーシに手を入れるのが終わったから最後はボディをパイルダーオンしておしまい!
……と思ったのだけど、ここでふと当時に思いを馳せる。当時、母は「シンナーは体に悪いから」という理由でスプレー塗料の購入を許してくれなかった。ここは当時のリベンジとしてスプレー塗料で塗装をしたい。しかし僕にとってのプロトセイバーEVOは小学一年生の頃に持っていたあの「無色透明」のボディなんだよな……。リベンジも果たしたいし、当時見慣れた姿も堪能したい。