花粉症などで、妊娠中や授乳中、最も安全性が高い抗アレルギー剤は、点眼、点鼻薬ですが、内服薬も服用が可能です。もちろん妊活中も可能です。 薬


できるならば妊娠15週までは薬を使わず、点鼻や点眼を中心に治療をしていきます。妊娠・授乳ともに、クラリチンやアレグラなどの第二世代抗ヒスタミン薬も大きな問題はないと考えられています。授乳中についても、大きな問題はないと考えられています。


よく患者さんから質問されるのが、「妊娠中ですが花粉症の薬を飲んでも大丈夫ですか? ..

妊娠中の薬剤の影響は、米国、豪州の基準を元に、また授乳中はHaleの基準を元に、日本では「今日の治療薬(南江堂)」という医学書が最も見やすく作られています。

これを見ると、多くの抗アレルギー剤が、妊娠中もおおむね服用が可能とありますが、

意なのは妊娠初期に相当する「過敏期」ですが、 特に2ヶ月目の 「絶対過敏期」が ..

花粉症の薬の中でも、効果の高い抗ヒスタミン剤は、かつては口唇口蓋裂の発生と関係があるため、妊娠16週まで控えるよう指導されてきましたが、最近では口唇口蓋裂との関連が否定されたため、妊娠中も安全に服用することが出来るようになりました。

※もちろん、妊娠中の薬剤処方に関しては、かかりつけの産婦人科医に相談くださいね。

・以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。 ・妊娠または授乳中

抗ヒスタミン剤のうち、セルテクトが添付文章上、妊婦禁忌(妊娠中は内服しないでください。)という扱いですが、特に胎児に影響があったなどの合理的理由はありません。まあ、添付文書に禁忌とあるので、セルテクトを内服中の方は他の有益性投与のお薬に切り替えればいいだけなのです、心配しないでください。

妊娠中:ロラタジン(クラリチン)、レボセチリジン(ザイザル)、セチリジン(ジルテック)

テルフェナジンのラットの妊娠前及び妊娠初期投与試験、ラットの器官形成期投与試験、ラ.

これらは、添付文章上、妊娠中は「有益性投与(薬の効果が不利益を上回る)」の扱いです。

症状が強い場合局所ステロイド剤のフルナーゼ、ナゾネックスなどの点鼻薬、リンデロン、フルメトロンなどの点眼薬も用いる場合もありますが、血中に吸収される量はわずかなので基本的に妊娠のどの時期においても安全に使用できます。


フェキソフェナジン塩酸塩(商品名アレグラ他)については、妊娠中の ..

点鼻や点眼で症状がコントロールできない時は、アレグラなどの抗ヒスタミン薬の飲み薬も大きな問題はないといわれています。ですが、抗ヒスタミン薬の一部で口蓋裂のリスクが増加したとの報告もありますので、念のため赤ちゃんの身体の重要な部分が完成する妊娠16週までは使わない方がよいといわれています。

※妊娠中にアルコールを摂取した女性から生 まれた子供にみられる症状を総称した ..


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妊娠中に風邪を引いた際の第一選択薬としては「香蘇散(こうそさん)」が ..

この結果として、くしゃみや鼻づまりになりやすくなることがあり、これを妊娠性鼻炎と呼んだりします。ですから、ただでさえ妊婦さんは鼻炎になりやすいのです。花粉症が重なってしまうと、症状が例年よりひどくなってしまう方も多いです。

【医師解説】妊娠中の花粉症治療-使える薬と薬に頼らない花粉症対策

なお、リンデロンやフルメトロンは妊娠中の長期使用を避けるように添付文章にありますので、注意してください。

<<薬剤師監修>>妊娠中でも飲める風邪の薬はある?|授乳中は?

花粉は妊娠中であっても授乳中であっても、容赦してくれません。花粉症対策で一番大切なのは、花粉を避けて除去すること。アレルギーの原因である花粉を避けることで、症状を重くしないようにしましょう。具体的な方法をみていきましょう。

「花粉症だけど、妊娠中も薬を飲んでもいいの?」「妊娠中でも ..

2001年1月1日から2016年12月31日までのデンマークでの妊娠1,287,668件を対象に、フェキソフェナジンの使用と妊娠中のセチリジンの使用における主要な先天異常と自然流産を比較したところ、

妊娠中に調べた風疹抗体価が低く、風疹の免疫が不十分と言われた方は、ぜひ ..

✅ 妊娠中のフェキソフェナジンの使用と、妊娠中のセチリジンの使用を比較して、先天異常(有病率OR 1.06; 95%CI 0.81-1.37)や自然流産(HR 0.93; 95%CI 0.82-1.07)のリスクは差がなかった。