ドル円と様々な指数、為替、個別株との相関を算出しています。日経平均が上昇したときに一緒に上昇している個別株がなにかわかります。


例えば、1ドル=152円近辺から140円近辺まで円高が進行した昨年11月中旬~年末にかけての日経平均株価の動きをみると、確かに弱含みの動きではありましたがほぼ横ばいであり、株価が大きく下落する形にはなりませんでした。


豪ドル円と様々な指数、為替、個別株との相関を算出しています。日経平均が上昇したときに一緒に上昇している個別株がなにかわかります。

ただ、株価の変動要因は、為替レートの変動だけでなく企業業績や国内外の景気見通しなど複数に及びます。また、米国株の動きとの相関関係も強いです。

まず日本株への影響です。先週の為替介入とみられる急激な円高進行や、米国での雇用統計発表後の円高の際、日経平均先物は大きく下落しました。

[PDF] 日米株価の相似形 ~ドル建て日経平均とダウはぴったり一致~

今回も「アノマリー」通りに、米大統領選挙後にトレンドを伴った高いボラティリティの相場が起こるかどうか、そのカギとなるのは「テーマ」の有無であり、そのテーマ候補は、株価、とくに米国株の動向だといえます。

米国株は、主要な株価指数は軒並み最高値圏での推移となっています。ただし、少し気になるのは金利との関係です。株高により、その逆数になる株式の益回りは低下します。

2012年秋以降、ドル円相場と日本株の同時相関が高まっているが、この要因として海外投資家によ

そんな「米ドル・キャリー取引」も半年程度も続くなかで、米ドルの「売られ過ぎ」懸念が強まるなど、曲がり角を迎えた可能性があるかもしれません。米ドル売り・株買いの「米ドル・キャリー」取引の縮小によって、米ドルと米国株は基本的に同じ方向に動きやすい通常の関係に戻ってきたということが考えられます。その上で、米ドル/円の行方は、改めて米国株がカギを握るといった構図になっているのではないでしょうか。

FRBの金融緩和により低金利で溢れた米ドルを借り、それを売って買った外貨でその国の株を購入するといった米ドル売り運用の「米ドル・キャリー取引」は、「コロナ後」の米ドル安、株高で二重の利益をもたらしたと同時に、米ドル安と米国株高といった逆方向の相場の演出に一役買ったのではないでしょうか。

図1は、日本株(日経平均)と豪ドル・円、図2は、中国のCPI(消費者物価)上昇率と豪ドル・円の相関性について示し ..

米ドルと米国株は同じ方向に動きそうに見えますが、なぜ「コロナ後」は半年程度も逆方向の流れが続いてきたのでしょうか。それについて私は、「米ドル・キャリー取引」の影響ではないかと考えています。

要するに、米ドル/円の行方は、米金利より米国株、さらに米国株との関係は、これまでの逆相関(米ドル安・米国株高、米ドル高・米国株安)から、順相関に変わり始めている可能性があるのです。


米国など主要国の株価動向、地政学リスクなどの国際情勢に注意が必要でしょう。 オーストラリアドルの為替動向

以上のように見ると、米ドル/円が急反発した理由については、米金利上昇に伴う金利差米ドル優位拡大よりも、米国株高の影響に注目する必要があるといえます。

左下の表は、主要国・地域の代表的な株価指数を用い、2000年以降の月次騰落率(円ベース)の「相関」を示したものです。 ..

この数ヵ月の米ドル/円は、金利差よりむしろ米国株との相関性が高い状況が続きました(図表2参照)。

ドルベースで比較すると過去1年で米国株指数に追いついただけ。3年、5年、10年では米国株指数に大きな差をつけられている。日本株 ..

・米大統領選挙後の米ドル/円は、これまでトレンドを伴った高いボラティリティの相場が繰り返されてきたが、今回もそうなるかどうか、カギを握っているのは米国株ではないか。

日本株と米国株~過去30年の株価の推移は~ | auカブコム証券

・「コロナ後」は米ドル安、米国株高といった具合に、米ドルと米国株は逆方向の動きが続いてきたが、通常の同方向の動きに戻ってきた可能性がある。

相関は変化の方向が同じかどうかを示す指標なので、相関がプラスの局面では金利と株の変.

店頭外国為替保証金取引、店頭CFD取引および店頭通貨バイナリーオプション取引は元本や利益を保証するものではなく、相場の変動や金利差により損失が生ずる場合がございます。なお、商品ごとに手数料等及びリスクは異なりますので、当該商品等の「契約締結前交付書面」および「約款」等をよくお読みいただき、それら内容をご理解のうえ、ご自身の判断でお取り組みください。【注】お客様がお預けになった保証金額以上のお取引額で取引を行うため、保証金以上の損失が出る可能性がございます。
株式会社外為どっとコム 〒105-0021 東京都港区東新橋2-8-1 パラッツォアステック4階 TEL:03-5733-3065 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第262号 商品先物取引業者/一般社団法人金融先物取引業協会、日本証券業協会、日本商品先物取引協会

株を見ると、米ドル円と日経平均の値動きには一定の相関関係が見られます。間接的直接的に米ドルの動きが米国株 ..

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米国株がこのまま上昇し続けるのは”虫が良すぎる”
♢ドル円と ..

以上のように、米ドル/円の行方を考えるという立場においては、日本株より米国株の動向がやはり注目されるのではないか。最近にかけて、日本株の急落の割に、米国の主要な株価指数の下落は限られる展開が続いた。それがこの先も続くのか、それとも米国株も日本株のように大きく下落に向かうのか。それは米ドル/円の行方にも影響する可能性があるのではないだろうか。

実際に2021年に入ると、ドル高とビットコイン高が同時に進むという現象も起きました。 ビットコインと米国株の相関性

考えられるのは、「為替→日本株」への影響はあるものの、「日本株→為替」の関係性は低く、一方で「米国株→為替」の関係性はあり得るということだろう。これは、日本株より米国株の方が、米ドル/円などに影響力の大きい日米金利差に影響的であるためではないだろうか。

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さらには、日経平均株価ではなく個別株ベースでみれば、逆に円高が業績に追い風となるような業種もありますから、そうした銘柄を安易に売却するのも考え物です。

「超円安リスク」と「円急騰シナリオ」 ただ事では済みそうにないドル円の今後.

その意味では、2月中旬以降、日本株と米ドル/円の相関関係が崩れたのは、日本株の一段高を尻目に、ナスダックなど米国の主要な株価指数が高値圏で横這いの展開となり、それに連れた形で米ドル/円も高値圏での横這いになったためではないか。

ドル指数はユーロや円など6つの主 要通貨に対するドルの価値を表す。

相対株価のナスダック割高はかなり是正されてきたものの、それでもまだ2020年3月「コロナ・ショック」以前に比べると、ナスダックは大幅な割高の状況にある。引き続き、ハイテク銘柄の割高是正が主導する米国株安が展開するなら、それは株安=米ドル高・円安、別な言い方をすると「有事の米ドル買い」として、米ドル高・円安をサポートする可能性があるだろう。

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それにしても、なぜ2月中旬から米ドル高・円安と日本株高の連動性は崩れたのか。その謎を解く鍵は、米国株が握っている可能性がある。実は、2024年に入ってからの米ドル/円は、日経平均よりナスダック総合指数など米国の主要な株価指数との相関関係が長く続いたように見える(図表3参照)。

[PDF] 人気の米国株との高い分散効果が期待される、米国の長期債

気になるのは、NYダウに対するナスダック指数の相対株価だ。この相対株価は、ナスダック指数の割高が、2021年末にかけて2000年ITバブル以来の水準まで拡大したが、最近にかけてその是正が大きく進んだ(図表5参照)。これを見ると、最近にかけての米国株安は、ハイテク銘柄の構成比率の高いナスダック指数主導だったと言えるだろう。

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では、「米国株安=米ドル高・円安」も一段落が近いのかというと、より長期間といった意味でNYダウについて5年MAかい離率などを見ると、この間の下落は基本的には「上がり過ぎ」の反動であり、それはまだ途上のようにも見える(図表4参照)。米国株下落がまだ続くことで、「株安=米ドル高・円安」もさらに続くだろうか。

積立投資:2007年10月末から2012年10月末まで毎月3万円ずつ(計183万円)を積立投資した場合。 ..

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